昭和22年9月1日 | 現代俳句協会設立(石田波郷、神田秀夫、西東三鬼を中心として計画)、創立会員38名。協会代表に石田波郷就任。 |
---|---|
昭和23年2月14日 | 茅舎賞創設。幹事長に石田波郷、幹事に神田秀夫、孝橋謙二、西島麦南、有馬登良夫、中村草田男、中島斌雄、西東三鬼就任。 |
昭和23年7月20日 | 「俳句芸術」第一輯発刊(編集代表・石田波郷)。協会事務所を東京都新宿区西落合、有馬登良夫方に置く。 |
昭和24年1月30日 | 第1回幹事会。幹事長に秋元不死男(前期)、有馬登良夫(後期)就任。 |
昭和27年2月1日 | 「現代俳句協会会報」第1号を発行。 |
昭和29年3月30日 | 茅舎賞は第3回より現代俳句協会賞となる。 |
昭和29年7月1日 | 協会事務所を東京都中央区京橋27、パイロットビルに移転。 |
昭和34年11月7日 | 総会開催、幹事長に中村草田男就任。 |
昭和37年1月27日 | 総会開催、幹事長に三谷昭就任。 |
昭和38年3月30日 | 『現代俳句1963』(アンソロジー第1号)を発行(収載227名)。 |
昭和39年2月19日 | 第1回現代俳句全国大会(東京・毎日新聞社ホール)を開催。 |
昭和41年12月10日 | 幹事会開催、初代会長に三谷昭就任。 |
昭和48年3月16日 | 幹事会開催、第2代会長に横山白虹就任。 |
昭和49年8月31日 | 第1回現代俳句講座開催(東京神楽坂・出版クラブ)。 |
昭和50年4月11日 | 協会事務所を東京都千代田区神田小川町3-14、第二万水ビルに移転。 |
昭和55年3月1日 | 「現代俳句協会会報」を「現代俳句』と改称、当月号を通算100号とした。 |
昭和55年6月18日 | 現代俳句協会シンボルマーク決定。 |
昭和55年10月19日 | 「現代俳句の100冊」シリーズの刊行開始。 |
昭和56年2月1日 | 協会事務所を東京都千代田区外神田4-6-10、銀座第一青果ビル4階に移転。 |
昭和57年2月6日 | 第1回現代俳句協会評論賞授賞(第19回より現代俳句評論賞となる)。 |
昭和57年9月4日 | 創立35周年記念式典および祝賀会を開催(東京目白・椿山荘)。 『現代俳句協会賞作品集』(永田書房)を刊行。「現代俳句」記念特集号を発行。「35年・略年譜」を刊行。 |
昭和58年10月15日 | 第1回現代俳句協会新人賞授賞(第18回より現代俳句新人賞、第37回より兜太現代俳句新人賞となる)。 |
昭和58年12月2日 | 幹事会開催、第3代会長に金子兜太就任。 |
昭和62年 | 全国24地区が組織化できる。 |
昭和62年6月20日 | 創立40周年記念式典および祝賀会を開催(東京会館)。 『協会40年のあゆみ』刊行。「現代俳句」記念特集号発行。記念事業として中国吟遊の旅を実施。 |
昭和63年6月28日 | 第1回地区推薦による新入会員選出。 |
平成元年2月18日 | 第1回現代俳句協会大賞授賞(平成13年度より現代俳句大賞と改称)。 |
平成2年4月30日~5月3日 | 日中友好詩歌の旅(中国杭州大学)を実施。 |
平成2年7月15日 | 奥の細道300年フェスティバル世界俳句大会(山形)を開催。 |
平成2年10月1日~10日 | 日独俳句大会(フランクフルト)に、金子兜太会長その他が参加。 |
平成4年7月18日 | 創立45周年祝賀大会を開催(東京日比谷・東京会館)。 「現代俳句」記念特大号を9月に発行。記念出版として『日中対訳・現代俳句・漢俳作品選集』刊行。 |
平成4年9月15日 | 協会事務所を東京都千代田区外神田6-5-4、偕楽ビル(外神田) 7階に移転。 |
平成5年 | 地区組織の拡充がすすみ全国41地区となる。 |
平成5年9月26日 | 中国西域への協会主催のツアーが組まれ、北京で中国側に『日中対訳・現代俳句・漢俳作品選集』贈呈式を行う。 |
平成6年2月 | 創立50周年記念事業委員会発足。 |
平成6年7月 | 青年部フリーダム句集シリーズ刊行開始。 |
平成6年9月 | 研修通信句会発足。 |
平成6年9月16日~26日 | 日独俳句交流大会(ケルン)に金子会長を団長に29名参加。 |
平成7年6月14日~21日 | 日伊俳句親善大会(ローマ)に伊丹三樹彦副会長他参加。 |
平成8年9月3日~10日 | 創立プレ50周年記念日中俳句・漢俳交流会(北京)に金子兜太会長他参加。 |
平成9年7月5日 | 創立50周年記念式典及び祝賀会開催(東京・ホテルオークラ)。「協会50年史」刊行。「現代俳句」記念特集号発行。 |
平成9年11月19日~24日 | 創立50周年記念日仏俳句交流会(マルセイユ)に阿部完市副会長他25名参加。 |
平成10年11月7日~9日 | 創立50周年記念東日本会員交流ツアー(岩手県網張温泉・台温泉、講師松澤昭・前田吐実男)に73名参加。 |
平成11年6月20日 | 『現代俳句歳時記』刊行。 |
平成11年7月11日 | 国際現代俳句シンポジウム開催(東京・神楽坂エミール)。 |
平成11年7月31日 | 幹事会開催、協会規約及び細則改正。 |
平成12年3月28日 | 総会開催、第4代会長に松澤昭就任。名誉会長金子兜太就任。 規約改正による新役員選出及び第1回個人推薦制度による新会員選出。 |
平成12年10月28日 | 第1回現代俳句協会年度作品賞授賞。 |
平成12年12月 | 『日英対訳・現代俳句2001』刊行。 |
平成13年3月24日 | 第1回現代俳句大賞授賞(従来の現代俳句協会大賞を改称)。 |
平成13年4月 | インターネットホームページの新設。オンラインの運営によるインターネット俳句会の開始。 |
平成14年3月31日 | 「ドイツ・日本俳句懇談会」を東京・東天紅上野店で開催。出席は、ドイツ側(フランクフルト俳句サークル)11名に日本側24名の計35名。 |
平成14年6月 | 青年部句集コスモシリーズ刊行開始。 |
平成14年7月 | 協会分室を東京都文京区湯島3-10-10吉澤・川辺ビル4Fに開設。 |
平成15年6月28日 | 沖縄県現代俳句協会設立。全国42地区となる。 |
平成16年5月26日 | 協会が改訂編集に4年を要した改訂版『現代俳句歳時記』が学習研究社から刊行。著名句の追補、コラムの充実、無季俳句の大幅追補に加え、文庫本5冊スタイルの読みやすい体裁で好評を得る。 |
平成16年8月15日 | 「第1回ジュニア俳句コンクール」実施。 |
平成16年10月1日 | IT部による「現代俳句データベース」の構築に着手。 |
平成17年3月23日 | 中国・北京での「漢俳学会成立大会」に金子名誉会長を団長とする協会代表団24名が参加。協会外からも、国際俳句交流協会名誉会長の有馬朗人氏や藤木倶子氏等が参加。 |
平成17年3月26日 | 総会開催。規約改正で、理事会の権限だった新入会の承認が会長に変更となる。 |
平成18年3月25日 | 総会開催。役員改選により第5代会長に宇多喜代子が就任し、前会長の松澤昭は特別顧問となる。 「組織活性化委員会」および「創立60周年記念事業委員会」の設置を決定。 |
平成19年3月24日 | 総会開催。創立60周年記念事業として13項目の事業が承認された。(その後、平成20年1月に「青年部アーカイブス」事業が、同21年3月に『日英対訳21世紀俳句の時空』出版記念イベントとして国際部による記念シンポジウムの開催が追加された。) ①44回現代俳句全国大会 ②第20回現代俳句協会青年部シンポジウム ③『日英対訳21世紀俳句の時空』の刊行 ④『昭和俳句作品年表(仮称)』の編集 ⑤新シリーズ句集「現代俳句クラシックス」の刊行 ⑥ITコラム集『俳句夢一夜』の刊行 ⑦『現代俳句歳時記』のデジタル化 ⑧『現代俳句講演集』の刊行 ⑨名鑑的『現代俳句年鑑2008』の刊行 ⑩『五賞集成』の追補改訂版の刊行 ⑪『ジュニア俳句歳時記』および「ジュニア俳句カレンダー」の刊行 ⑫『現代俳句協会60周年の歩み』の編集 ⑬永年在籍者の表彰 |
平成20年3月22日 | 総会開催。創立60周年記念事業の内、次の事業が終了した。 ①第20回現代俳句協会青年部シンポジウム(井上ひさし氏と金子兜太氏の対談他) ②『ジュニア俳句歳時記』および「ジュニア俳句カレンダー」の刊行(19年9月) ③『現代俳句講演集』の刊行(19年12月) ④ITコラム集『俳句夢一夜』の刊行(20年2月) ⑤永年在籍者の表彰(在籍45年以上の会員31名に記念品と感謝状贈呈) *平成20年から、永年在籍者の表彰は在籍30年、40年、50年到達者に毎年実施。 *規約の一部改正が行われた。(主なものは次のとおり) イ.新会員の推薦方式の個人推薦への一本化。 ロ.役員任期3年の就任時期と退任時期を明確化 ハ.同一部の部長任期を2期6年までに制限。 |
平成20年11月 | 金子兜太名誉会長が文化功労者として顕彰された。 |
平成21年2月 | 金子兜太名誉会長が「正岡子規国際俳句賞」の大賞を受賞。 |
平成22年 | 創立60周年記念事業のうち、『21世紀俳句パースペクティブ―現代俳句の領域』と『現代俳句協会五賞集成』が刊行された。 |
平成23年 | 会員誌『現代俳句』4月号から定価600円に改訂。 |
平成24年3月24日 | 総会開催。役員改選により第6代会長に宮坂静生が就任し、前会長の宇多喜代子は特別顧問となる。 東日本大震災被災地への支援のため、会員を対象として義援金を募り、これに全国大会等の剰余金を加えて、被災者への見舞金や年会費免除の原資とした。 内規を一部改正し、これまで俳句作品50句であった現代俳句協会賞の対象を、平成25年選考分から、「協会員の個人句集」に変更することになった。 新句集シリーズの「現代俳句コレクション」がスタートし、鳴戸奈菜の『永遠が咲いて』が一冊目となった。 分室として10年間利用してきた吉澤・川辺ビル4Fは6月30日を以て賃貸借契約を解除した。 |
平成26年3月29日 | 総会開催。 協会創立65周年を記念して平成26年に限り、入会金を免除した。 4月から賛助会員制度を創設した。 9月に『昭和俳句作品年表(戦前・戦中篇)』が発行された。 新たに「初心者講座」を開設し、生徒20名が参加した。講師は組織部長が担当した。 |
平成27年 | 『昭和俳句作品年表(戦後篇)』の編集がスタートした。 俳句四協会による『東日本大震災を詠む』が朝日新聞出版により刊行された。 |
平成28年1月29日 | 金子兜太名誉会長が平成27年度の「朝日賞」を受賞。 |
平成28年3月23日 | 宇多喜代子特別顧問が平成27年度の「日本芸術院賞」を受賞。 |
平成28年3月26日 | 総会開催。 協会創立70周年(平成29年)記念事業が承認された。 ①70周年記念第54回現代俳句全国大会 ②70周年記念式典・祝賀会 ③「現代俳句協会70年の歩み」刊行 ④「昭和俳句作品年表(戦後篇)」刊行 ⑤「新興俳句作家アンソロジー(仮題)の刊行 ⑥永年在籍会員、功労会員の顕彰 ⑦記念講演(シンポジウム) ⑧70周年記念基金の募集 会員増加策の一環として平成28年度より普通会員の入会金を1万円から5千円に半減、学生・生徒については無料とした。 |
平成28年11月11日 | 東京都荒川区と「俳句資料等の寄贈に関する協定書」締結。 協会保管の個人句集を中心に約1万冊を、荒川区に建設中の「ゆいの森あらかわ」の図書館に移管することとなった。(同館は翌年3月にオープン) |
平成29年3月20日 | 『昭和俳句作品年表(戦後篇 昭和21年~45年)』刊行。 |
平成29年3月25日 | 総会開催。 協会創立70周年記念事業の具体案を承認。 1,70周年記念全国大会及び記念式典・祝賀会(11月23日(木・祝)於・帝国ホテル) 2,70周年記念基金を継続 3,記念出版物(「現代俳句協会70年史」「全国大会講演集」「記念筆墨集(仮題)」「新興俳句アンソロジー(仮題)」 の出版 4,功労者表彰の実施 平成28年春に発生した熊本地震に関して、住居半壊の会員に対する見舞金実施と、熊本県下在籍会員の29年度年会費を免除したことが報告された。 |
平成29年4月24日 | 俳句のユネスコ無形文化遺産登録を目指す協議会が、当協会を含む俳句四協会と関係の自治体により設立、設立総会と講演会が東京都荒川区で行なわれた。 |
平成29年11月1日 | 『現代俳句』誌11月号を、創立70周年記念特大号として刊行。 同月内に、『現代俳句協会70年史』『俳句ひらく 現代俳人の筆跡』『俳句無限、活性化への31章―現代俳句全国大会講演集』などの記念出版物が相次いで刊行された。 |
平成29年11月23日 | 協会創立70周年記念全国大会及び記念式典・祝賀会挙行(於・帝国ホテル)。俳句大会の総投句数は17,787句、大会参加者は700名余、記念式典・祝賀会には来賓と会員合わせて562名が参加した。金子兜太名誉会長ほか協会特別功労者、地区功労者合わせて92名の表彰を行なった。 |
平成30年3月24日 | 総会開催。 協会創立70周年記念事業の諸実績を報告。 第7代会長に中村和弘が就任した。前会長の宮坂静生は特別顧問に就任、その他の役員も改選が行なわれた。 |
平成30年12月 | 創立70周年記念出版物の最後として、青年部による『新興俳句アンソロジー 何が新しかったのか』を刊行。 |
平成31年1月 | 3月の通常総会決議に基づき、当年度より3年間の期限付きで、「会員育成費」制度がスタートした。会員数増強の為、新規会員推薦元の結社・同人団体や地区協会に対し、協会より入会金相当額を支払い、組織活動の活性化を目指す。 |
平成31年4月 | 「図書館俳句ポスト」の事業を開始。 全国の自治体から指定管理者などの立場で公共図書館の運営を受託している株式会社図書館流通センター(TRC)との協定にもとづき、図書館利用者から俳句を毎月募集、投句作品から入選句を選んで、会員誌『現代俳句』に掲載、投句箱を設置している図書館にも掲示する事業。 |
令和元年5月 | 一般財団法人教育文化国際交流財団との協力により、インドネシアの国際介護インターンシップ教本として、俳句テキスト『みんなの俳句』を制作・刊行し、同国のインドネシア教育大学に贈呈、今後の国際的な人材交流の一助とした。 |
令和2年3月 | 通常総会にて規約改正を決議、若手会員の入会金及び年会費の減免を以って、入会条件を大幅に緩和することとした。 a.30歳未満 入会金無し、年会費無し b.30歳以上40歳未満 入会金無し、年会費 3,000円 c.40歳以上50歳未満 入会金無し、年会費現状通り (適用年齢は、当該年度誕生日における各自満年齢とする) d.上記の改正に伴い、従来の「学生会員」規定は削除。 |
令和2年9月 | GHOC「現代俳句オープンカレッジ」を開設した。 協会所属の有力俳人や協会役員、協会各賞受賞者をはじめとする講師団候補者を選定、そのプロフィール等を協会ホームページに掲載し、講師や選者派遣及び執筆依頼など、外部からの問合せ等に対応することとした。 |
令和2年8月 | 新型コロナウイルスの感染拡大に鑑み、青年部は、8月にオンライン形式にて「センバツ!全国高校生即吟俳句選手権」を参加31校、110名の参加を得て実施、その模様をユーチューブにて全国に配信した。(俳句甲子園実行委員会が協力) |
令和2年10月 | 新型コロナウイルスの感染拡大により、初の試みとして、協会各賞の表彰式を、都内にて関係者のみの少人数にて開催。なお、前年度従来の現代俳句新人賞から改称した「兜太現代俳句新人賞」(前年度受賞者無し)には、北山 順氏が選ばれた。 |
令和3年3月 | 通常総会にて、任期満了となった協会役員の改選を行なった。執行部では新たに後藤章幹事長が就任し、中村会長第2期目がスタートした。 |
令和5年3月 | 任意団体であった現代俳句協会は総会決議により解散、その会員及び業務は、全て一般社団法人現代俳句協会が継承した。 |
令和5年4月1日更新