森野稔会長

会長 森野 稔
事務局長 高木昭夫
事務局
郵便番号 937-0856
所在地 魚津市川縁1532
TEL 0765-24-7201

【 地区の紹介 】

〇平成5年、「現代俳句北陸地区協議会」を発展・解消し、富山県現代俳句協会を設立。
〇平成18年から「富山県現代俳句協会ジュニア俳句大会」を開催して学校での俳句授業を支援している。
〇平成25年に設立20周年事業を実施。
〇会員数84名(H30.1.31現在)

【 行事 】

(2019年9月26日追加更新)

富山県現代俳句協会秋季吟行俳句大会

 日時 令和元年9月1日
 場所 富山市 富山市民プラザ

  参加者三十七名。一人二句投句。吟行地は富山城址公園、松川、環水公園などの公園が多い地だが富山市中心部でもある。中央通り、総曲輪通りなどの繁華街があり、街なかを詠もうという意気込みの中で多くの良句が詠まれた。講評はパネルディスカッション形式とし、パネラーだけでなく大会参加者からも発言してもらうようにした。熱い議論がかわされる吟行俳句大会となった。

天位 石垣の上はのつぺら秋の風       高木 昭夫
地位 緑陰は風来るところ普羅の句碑     坂田 直彦
人位 新涼の城内立札「カラスに告ぐ」    坂田 紀枝
 
   (写真は大会の会場風景)

平成30年度活動報告

◇役員会(年3回)
  • 8月5日  富山県教育文化会館
    秋季吟行俳句大会について
    ねんりんピック富山2018について
    第29回北陸現代俳句大会(石川県金沢市)の作品募集について
  • 11月23日 役員会・役員交流会
    次年度事業計画について
    ジュニア俳句大会の再開(第13回)について
    秋季大会の吟行地の選定
    その後、役員交流会を実施。
  • 2月3日 富山県民会館
    総会に付議する議案について
    秋季吟行俳句大会の候補地説明
    ジュニア俳句大会の再開を確認

いずれも、役員会の後は一句会を開催した。一句ごとに活発な議論を展開した。3回役員会の高点句は次の通り
 8月  怠け身に西日の銃を向けられし  森野 稔
     落蝉や初めて人を見るまなこ   高木昭夫
11月  野菊晴子ども埴輪は歯が痛い   坂田直彦
 2月  園長の赤い褌鬼は外       二口わこう

◇三役会(年1回)
  • 1月17日 北日本新聞社2階
    収支決算など役員会提出議案の確認
    会報担当者、賞状揮毫者の負担軽減対策について
    秋季大会の吟行地の候補地提示
◇秋季吟行俳句大会 

 9月2日、大会会場の高岡市生涯学習センターは高岡駅前にあり、近くには、高岡大仏や古城公園、少し離れて、山町筋、金屋町等の古き時代の風情を残した町並みが続いている。45名参加。全員で互選した。合評はパネルディスカッション形式で行ったが、できるだけたくさんの発言がでるように配慮した。
成績は、次の通り

天位 こおろぎの髭つきあたる地獄絵図   宮西 昌子
地位 大仏の結ぶ手にある小さき秋     久﨑富美子
人位 どすんと秋歩きたかろう「大仏さん」 八尾とおる
四位 古井戸の開かずの蓋にある秋思    久﨑富美子
五位 大仏の胡座の上に秋棲めり      八尾とおる
   秋風鈴銅器の街の音を売り      鈴木 幸雄
六位 家持に会えそうな坂萩の風      堀 智恵子
   団栗の詩にあるほど転がらず     新保 吉章
七位 大仏の光背雲はすでに秋       中 静子
   学習室の頭が並ぶしんと秋      筏井 恵子
   秋の蚊や袋小路の赤提灯       河合 彰
   はつ秋のまなかに在す大仏さん    小池 弘子
   夫婦句碑なぞれば萩の風が来る    坂田 直彦
   四阿は男の居場所城址秋       西田 広子
   土蔵説く城下の訛萩の花       早川 範子
   ブロンズのあんぱんまんや秋まろし  高木 昭夫
   大佛の鼻梁色なき風の中       二口わこう
   自動扉に放り出されてよりの秋    新保 吉章

◇定期総会・俳句大会

 3月31日、富山県教育文化会館。総会・俳句大会出席者63名 俳句投句者109名(事前投句)。
 前年度の事業報告や新年度事業計画・予算を決めた。新年度事業計画には、ジュニア俳句大会の再開や富山県現代俳句協会賞の募集などが盛り込まれている。
そのあと全員の互選によって、俳句入賞作品を決めた。

総会風景 平成31年3月31日撮影

  • 俳句大会入賞作品

天位 峡という大きな器雪しんしん    八尾とおる
地位 落葉焚く父を叱りて泣きたき日   平野もとみ
人位 風紋は母の文かも春渚       山下久美子

4位 日脚伸ぶ時計の遅れ直さねば    青木恭子
   春キャベツ脳味噌ほどのやわらかさ 野坂千佳子
5位   春一番ほわんと鳴らしゆく電車   梅原恵美子
6位   演奏の余韻をつつむ春ショール   四十物敦子
7位   空の蓋開くるが如き鰤起し     鈴木幸雄
   薄墨の紙干す工房梅日和      西田広子
   初蝶のとまればはなになりにけり  澤井悠紀子
   料峭の鍵穴にある遊び癖      後藤みち子
8位   乳足りた赤子の眠り雛祭      坂田紀枝
   ねまり牛梅ひとひらを背に乗せて  高長亜子
   堰切ってふれまわりたり水の春   小野寺千恵
   海苔を掻く波を巧みに長寿眉    田中憲子
   うららかやロマンチストに齢なく  石田英子
   待つものにさくらの花と新元号   大久保置箔
   啓蟄や土蔵の裏の縄梯子      松谷眞佐子
   梅二月父が背に負ふ弾の痕     二口和幸
   生まれ来る嬰待つ朝桃の花     亀谷正恵
   胸のうち明かすに座る雛の前    久﨑富美子
   春の宵西行法師の杖の音      東 霊女
10位  戦なき平成仕舞い鳥帰る      川辺智恵子
   荻生てふ駅名に惹かれ春の下車   盛本紀久子
   女子高生余寒の駅を沸き立たす   金山美恵子
   まだ生きていると知らせる年賀状  真野賢一
   明日といふ不確かなもの春の風   川上弥生
   介護また一日一生山笑う      青木章子
   「竜宮の使い」遣わす春一番    中島三枝
   二枚目を脱いで休憩畑を打つ    梅田ひとみ

 ◇会報(年2回)

7月1日 12月1日

 

(森野 稔)