西部文学散歩での会長挨拶

西部文学散歩での会長挨拶

会長 植田 密
事務局長 鈴木あさ子
事務局
郵便番号 437-0015
所在地 袋井市旭町1-10-7
TEL 0538-42-0366

 

【 地区の紹介 】

私たち静岡県現代俳句協会は、静岡県内に居住する会員で構成され、静岡市を拠点としています。発足は昭和59年10月です。
定時総会など主要なイベントは静岡市を中心に行われておりますが、「現代俳句を語る会」とか「文学散歩」は、県の東・中・西部地区持ち回りで実施中です。その活動状況は、年4回発行する会報によって会員の皆様にお知らせしております。なお、恒例の晩秋の文学散歩等につきましては、開催地周辺の会員外の方にも参加していただいています。

【 行事 】

(20190917追加更新)

◇静岡県現代俳句協会第十回俳句大賞授賞式・選評会を開催(参加者:二十六名)

趣旨:現代の俳句を探求する方向と姿勢を持つ俳句を江湖に問い、年度の大賞にふさわしい作品を顕彰する。
対象:協会員に限らず静岡県在住者で高校生以上の人
募集:十句(題を付す)未発表(十句とも)
選考委員:選考委員会(委嘱選者) 選考委員長 植田密会長

■授賞式・選評会 
開催日時:令和元年8月31日(土) 午後一時~四時
開催場所:静岡県男女共同参画センター「あざれあ」五〇四会議室
応募総数:二十二名
会長総評:第一次選考は七篇選、7・5・3・2・2・1・1の配点で、
九人の選者による選考。最終選考は各選者の配点合計表を基に、作品の内容と表現の新深、作品のオリジナリティと現代俳句としての詩美を協議し、決定しました。准賞の二作品については現代俳句としての詩美が今一歩であり(自然随順・対象随順であり)、大賞該当作ナシと結論づけました。

静岡県現代俳句大賞・准賞・奨励賞入賞者( 九名 )
准賞     「ははの祈り」         加用 富夫
准賞     「百歳の画家―堀文子に捧ぐ」  田中由美子
奨励賞第一席 「明日萌ゆる」         植田しづ子
奨励賞    「迦陵頻伽」          喜多 周子
奨励賞    「乳房抱く」          貫名ともみ
奨励賞    「冷まじき錯覚の愛」      神野 裕子
奨励賞    「道をしえ」          宮下 艶子
奨励賞    「桜 後」           鈴木 和枝
奨励賞    「聖人のふり」         山梨 明彦

◇静岡県現代俳句協会令和元年度俳句大会
令和元年7月28日(日)午後1時半~4時半
静岡市あざれあ505号室


参加者 40名(会員)投句数 192句 出席者 25名
当日出席者全員による互選
静岡県現代俳句協会賞・優秀賞(二名)・佳作(十二名)
 協会賞
万緑の真ん中に置く僕の裸眼    田中由美子
 優秀賞
不器用は家風のひとつ蝸牛     宮下 艶子
泣き声を聴いて噴水立ち上がる   渡辺 弘美
 佳作
スクリューのない船風船のわたし  植田  密
蟻地獄より夕闇の溢れ来る     花房 なお
たつた今闘い終えた蟻急ぐ     新庄 佳以
書の滲み程なる春の愁ひかな    内田 孝子
らっきょうを漬けて女を取り戻す  渡辺 郁子
たはむれて蜥蜴は青き恋となる   植田しづ子
花筏ゆっくり大河へゆくつもり   久田 洋子
出迎へに走り出でたる瑠璃蜥蜴   松下 允子
剥き出しの命と遊ぶ海月かな    池ヶ谷章吾
生き方はいつも控え目線香花火   永井千恵子
炎昼の雲を映してビル撓む     原 百合子
初咲きは星の色なり茄子の花    戸塚 きゑ

◇第三十四回静岡県現代俳句協会定期総会
平成三十一年一月二十一日(月)
於 静岡市「あざれあ」会館
司会者:鈴木あさ子事務局長
開会に先立ちまして、昨年お亡くなりになりました方々に対し、黙祷を捧げました。
定期総会 (会員百十六名 出席者二十六名、委任状五十六名 )
  一、開会の言葉 つげ 葉子
  二、会長挨拶 植田 密
  三、議長 滝浪 武
  四、議事
    (一)平成三十年度事業報告、一般会計報告
  (二)平成三十年度西部文学散歩俳句大会会計報告
  (三)平成三十年度会計監査報告
  (四)次期役員人事に関する件
  (五)平成三十一年度事業計画、一般会計予算
  五、閉会の言葉 秋本惠美子
 議題は総て承認され、無事総会は終了。
 総会終了後『一句会』を開催しました。
(全員一句選評を行い和やかな句会でした。)
互選結果(高点句を記載)
七点  さ・よ・な・らのらが白息となり伸びる
六点  人も木も容れて豊満なるしぐれ
六点  未来より未知への好奇青き踏む
五点  終わる音聞こえぬままに去年今年
五点  平成の産道抜ける初日かな
四点  覚えなき抽斗の鍵冬紅葉
三点  荒海の光より現れ金屏風
三点  神殿に猫と遊べる冬の蝶
三点  十二月八日儒艮の海は未だ戦
三点  神ぞ知るもしもに生かされ春迎う
三点  山眠る天皇即位三十年
三点  着ぶくれてペンギンの群居る心地

◇静岡県 西部文学散歩吟行俳句大会

日時:平成三十年十一月十一日(日)
若き日の徳川家康の居城であり、いわゆる出世城として人気の高い浜松城。
小春日和の浜松城公園は石蕗の黄花、七五三の祝、御茶会などとても賑わって居りました。
会場をグランドホテルに移し参加者七十七名、投句数一五四句、五句互選、特別選者の選評もいただき、会員同士親交を深めました。

文学散歩入選句

大会賞  発掘の深さを覗く冬帽子     鈴木 柚
会長賞  空井戸に声なき声や石蕗の花   原 百合子
優秀賞  角少し取れて小春の野面積み   永井千恵子
佳 作  枯れてなほ蟷螂城を攻む構へ   松本 重延
     出世城の石段登る千歳飴     尾関かず子
     冬天を指す彎曲の被爆像     稲津とし子
     物言はぬ戦禍の叫び石蕗の花   小澤 幸一
     禍も福も語らぬ天守小春の日   滝浪さち子
     黄落の真ん中の木にあこがれる  滝浪 武
     平成の終りを知らず綿虫飛ぶ   九鬼あきゑ
     桐一葉舞ふのみ風の石舞台    久田 洋子
     天守閣より冬青空を我がものに  秋本惠美子
     冬蝶の礎石より生れ石に消ゆ   友田喜美子
     城郭は我が縄張りと鬼やんま   山内 康典

(鈴木あさ子)