会長/渡辺誠一郎
事務局長/坂下遊馬
事務局所在地/〒989-2351亘理郡亘理町北新町22-13 TEL0223-34-1781

宮城県現代俳句協会は

宮城県現代俳句協会は宮城県に在住する会員で構成されます。会の活動は吟行会、会報発行が中心となっています。
このほか、宮城県には現代俳句協会系と俳人協会系の結社が一緒になって活動している「宮城県俳句協会」があり、松島芭蕉祭全国俳句大会や宮城県俳句大会などを主宰しています。私達もその中心となって活動しています。宮城県俳句協会のページもぜひごらんください。

NEWS 2022年9月26日更新

第36回現代俳句東北大会 記念講演 木山幸子先生

演題「俳句のもつ感情的力―韻文と散文を比べる実験研究からの示唆―」

2022年9月18日に予定されていました大会は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ中止となりましたので、記念講演を動画配信いたします。

東北地区現代俳句協会連合会
会長 渡辺 誠一郎
 *
木山幸子先生
東北大学大学院文学研究科言語学研究室 准教授。博士(文学)。
(略歴)
2002年、早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。2011年、麗澤大学大学院言語教育研究科博士後期課程修了。国立長寿医療研究センター研究員、三重大学特任講師等を経て、2017年より現職。
ことばの字義以上の含みがどのようにして他者に伝わるかを考えるために、心理学的行動実験、瞳孔反応、脳機能(脳波・MRI)等による実験研究を行っている。

 

亘理吟行会 令和三年十二月五日(日)
 新型コロナウイルスの感染が落ち着いたこともあり、約二年ぶりの吟行を開催しました。参加者二十名。亘理町にある伊達政宗の重臣、伊達成実霊屋や国の天然記念物に指定されている称名寺のシイの巨樹などを巡った後、町立図書館の視聴覚ホールで句会を行いました。また、昼食には名物の「はらこ飯」を堪能するなど会員の交流を深めました。
 
敗蓮の突つ伏す水の白さかな   浅川芳直
冬の鳥戦死者慰霊塔小さし    淺沼眞規子
山茶花や祖先も地震の地に生きて 伊澤てつを
冬ぬくし巨木の洞に目がひらく  小田島 渚
荒涼のきわみ枯蓮の静まれる   大坂宏子
亘理は宙の破片大地の侍招く   加藤邪呑
冬紅葉奥羽制覇の夢知らず    菊池修市
人声に触れて反りゐる蓮の骨   日下節子
田道行く男を追って冬の蝶    黒河内玉枝
涅槃物冬光芒に小指たて     小関桂子
葷酒なく山門入りぬ十二月    小村寿子
銀杏落葉呼びかける母の声やさし 紺野みつえ
青空の動かぬ水面蓮の骨     坂下遊馬
菩提寺の寺域彩る冬紅葉     佐々木和子
冬日に少し唇あけてる寝釈迦牟尼 中村孝史
椎の枝の夜見よりの手か冬ざるる 平山北舟
小六月白き寝釈迦の鼓動聴く   星 節子
転げたる殉死の墓石冬紅葉    丸山みづほ
箒目の正しき寺や大冬木     嶺岸さとし
日向ぼっこにあらず海を背にする涅槃仏 渡辺誠一郎

会報

宮城県現代俳句協会NEWS 2022.6 No.46PDF 8ページ
「コバルトライン」浅川芳直、令和四年度宮城県現代俳句協会総会、一句一葉、「あざやかな生」小田島渚、佐藤みね『稲の香』評 中村孝史、「亘理吟行記」菊池修市、「豊かな時間 ー書と写真とー」成田一子
宮城県現代俳句協会NEWS 2021.12 No.45PDF 8ページ
「あれから10年」伊藤俊二、一句一葉、渡辺誠一郎著『佐藤鬼房の百句ー成熟に抗して』石母田星人、赤間学句集『白露』坂下遊馬、第35回現代俳句協会東北大会入賞作品、亘理吟行会
宮城県現代俳句協会NEWS 2021.7 No.44PDF 8ページ
「コロナ禍と震災句集」坂下遊馬、令和3年度宮城県現代俳句協会総会、座談会『新型コロナウイルス以後の俳句』坂下遊馬・成田一子・浅川芳直・渡辺誠一郎・小田島渚
宮城県現代俳句協会NEWS 2020.12 No.43PDF 8ページ
「はばたけ子どもたち」日下節子、「新型コロナウイルスの時代と俳句」石母田星人、新型コロナウイルスの蔓延する今を詠む、「表現と当事者性」小田島渚、「想像力への信頼」成田一子

地区協会長インタビューシリーズ

宮城県現代俳句協会会長:渡辺誠一郎 第39回兜太現代俳句協会新人賞:小田島渚 約40分 2021/12/10

 

過去の記録

◇第33回現代俳句東北大会 令和元年9月28日 於秋田市協働大町ビル
秀逸賞
 少年のピアノ金魚を眠らせる   鈴木純子
 梅雨のマンション百の鍵百の鬱  平山北舟
佳作賞
 人の世をはみ出してゐる子の昼寝 平山北舟
高野ムツオ特選
 フクシマの廃炉のかたち貝櫓   八島岳洋
浪山克彦特選
 祈りとは卵の殻を剝く晩夏    佐藤詠子
渡辺誠一郎特選
 梅雨のマンション百の鍵百の鬱  平山北舟
 人の世をはみ出してゐる子の昼寝 平山北舟
宮崎哲特選
 炎昼やのつしと過ぐる牛の尻   土見敬志郎

◇第14回大崎市俳句大会 令和元年10月6日 於大崎市教育委員会田尻支所内沼部公民館

◇第26回「壺の碑」全国俳句大会 令和元年10月13日 於多賀城市文化センター
=兼題の部=(嘱目の部は台風接近のため中止)
▽井上康明特選
渚より魂よみがえる初螢   佐藤みね
▽西山睦特選
迂回せず汚染袋に蟻の列   丸山千代子
畦焼いて灯ともす村の一握り 土屋遊螢
▽高野ムツオ特選
天窓に銀河の声や自在鉤   土見敬志郎
上蔟期山湖は瑠璃を深めつつ 土屋遊螢
壺の碑に今年最初の秋茜   伊澤哲雄

◇第65回松島芭蕉祭 令和元年11月10日 松島町瑞巌寺本堂