第16回沖縄忌俳句大会

第16回沖縄忌俳句大会

会長 上地 安智
事務局長 親泊 仲眞
事務局
郵便番号 902-0071
所在地 那覇市繁多川2-6-7
TEL 098-834-7430

【 地区の紹介 】

平成15年6月、鹿児島県現代俳句協会より独立し、沖縄県現代俳句協会が誕生した。
会の主な事業は、1月の定期総会及び新春俳句大会、6月の沖縄忌俳句大会、秋の吟行句会、年2回の会報発行である。
また、沖縄俳句歳時記の刊行に向けて編集委員会が準備を進めており、県内外から沖縄に関する季語の例句を募集している。お問い合わせは事務局まで。

沖縄会報28号 2021年4月発行

【 行事 】2021年7月16日更新

◇令和3年度、第19回定期総会は新型コロナ感染対策により、取り止めとなりました。

◇令和3年2月6日(土)第19回新春俳句大会も同上により取り止めとなりました。

令和3年新春句会投句一覧
①去年今年泣くも笑ふも老夫婦    百名温
②初茜夢なら覚めよ城燃ゆる
③年ごとに文字の乱るる賀状かな
④元日にマスクの人を見間違ひ
⑤七草や吹き飛ばされるほどの風   金城英子
⑥理不尽に海埋められる去年今年
⑦三が日WAのワールドに住まいけり
⑧初写真男ばかりに囲まれて
⑨目が笑いマスクの君に気付きけり
➉大根に味の染みてるイナムドゥチ
⑪さまざまに見つめ息つめ初明り   上地安智
⑫初鴉自粛の宙に挑む声
⑬愛しめば火炎蔓の深吐息
⑭反抗期の子の結び目も鬼(ムー)餅(チー)吊る
⑮病院の階に浴ぶ初日かな      上江洲萬三郎
⑯天女の雲ふんわりと初御空
⑰庭の梅遠忌の母のこゑしきり
⑱幸うすき母と久女梅ひらく
⑲喰積の満漢全席熊の手も      渡嘉敷皓駄
⑳野狐禅や座禅の後の桜鍋
㉑床の軸変え新玉の年迎ふ      桑江光子
㉒早々と皆集いけり初句会
㉓七草粥皆黙々と啜りおり
㉔好日や子より受け取るお年玉
㉕楽しまん俳句三昧老の春
㉖何時もより口紅濃くし初鏡
㉗年迎う黒潮はしる辺戸岬      金城悦子
㉘初釜やしゅんしゅんと沸き絹ずれも
㉙コロナ禍や初旅の島閑散と     具志堅忠昭
㉚席題に悪戦苦闘初句会
㉛生ゴミの収集車来る五日かな
㉜冬ざれや万策尽きた大統領
㉝赤々と本音を吐いて寒椿      そら紅緒
㉞早春の海の混沌負けるなよ
㉟梅咲いて何かひとつを捨てようか
㊱落椿億光年の隕石来
㊲キリンの子春の空気をたっぷりと  宮里晄
㉘コロナ禍や不協和音の春ふたたび
㊴とりどりの女流俳人久女の忌
㊵冬ざれの国際通りコロナ禍です
㊶地球はいまコロナという真冬日で  岸本マチ子
㊷シャンソンを思わずうたう春の星

第一九回沖縄忌俳句大会

第一九回沖縄忌俳句大会大賞作品

6月の風は未来へ惨禍越え    渡嘉敷敬子

たましいを掬いし両手夕焼ける  座安栄

佳作 八句

海紅豆赤き泪を零しつぐ     荏原やえ子

慰霊碑の固き台座に蝉落つる   池宮照子

息ひそめしガマ訪ぬれば草いきれ 百名 温

夕日さすガマの滴り血のごとし  河村仁誠

叫ぶことは生きる証の沖縄忌   嘉陽 伸

昭和の錆落とせないまま沖縄忌  宮城陽子

花月桃ひめゆり学徒は車椅子   桑江光子

※第19回沖縄忌俳句大会(6月10日)は諸事情により、会場にての開催を中止しました。今回も昨年に続き、特例として、6名の選句者により選句しました。応募投句数192句でした。

【親泊仲眞 報】