関西現代俳句協会

会長 久保純夫
事務局長 西谷剛周
事務局
郵便番号 636-0141
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町稲葉車瀬1-14-10
TEL 0745-74-0834

 地区の紹介 】

関西現代俳句協会ホームページはこちら

 関西現代俳句協会は、現代俳句協会という組織の中では、もっとも広い地域を擁する地区団体の一つである。それは昭和37年(1962)11月20日「現代俳句協会関西地区会議」として発足した時の事情に由来する。
 恐らく当時は近畿二府四県を総合してもさしたる会員数は望めなかったのであろうか、それに当時の俳人たちが地域に関わらず親しいと言う関係もあったのか、兎も角あまりセクショナリズムにとらわれなかったので、この広域のまとまりが出来たと思う。
近畿二府四県とは滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の地区であり、それぞれに歴史に名高い固有の文化を残す地域であった。関西の俳句はその固有の文化を土壌として生まれ育ったという大きな特色があった。

 初代の地区会議議長は榎本冬一郎であったが、以後鈴木六林男、和田悟朗、米沢弓雄、宇多喜代子、山本千之と歴任した。

 しかし山本千之議長の時、会の規約の制定と共に会の名称の変更の気運が持ち上がり、平成16年6月5日、関西現代俳句協会という名前が誕生した。

関西現代俳句協会 句集祭

令和元年12月7日 ホテル日航奈良

 参加者六十五名。出展者十五名。出展著書十五冊。理事会の後、句集祭を開催。久保純夫会長の挨拶。続いて、文化功労者に選ばれた宇多喜代子さんに鈴鹿呂仁副会長より祝辞、曽根毅副会長より花束が贈呈された。宇多喜代子さんは挨拶の中で、アフガンで銃撃を受け死亡した、医師、中村哲さんのことを語られた。中村さんは以前現俳協の大会で講演されている。(現代俳句平成二十三年八月号参照)続いて出展者の紹介と挨拶があり、和やかに会が進行した。懇親会では句集祭、初めての試みとして、「句相撲」が行われた。会場に映し出された映像をもって各人が俳句を作り、各円卓ごとに代表句を選出、その句で勝負するという趣向。西谷剛周事務局長の巧みな弁舌もあり、大いに盛り上がった。

詳しい記事はこちらの関西現代俳句協会のページをご覧下さい。

第四十四回句集祭 参加作品

句集『森へ』         宇多喜代子

 一瞬が一瞬を追う雪解川

句集『発火点』        江島 照美 

 月冴ゆる真の闇とは心の闇

句集『柿本多映俳句集成』   柿本 多映

 八月へ体を入れてしまひけり

句集『定点観測―櫻まみれ』  久保 純夫

 千年の木仏の中の櫻かな

句集『波の戯れ』       後藤 淑子

 マイセンの「波の戯れ」巴里祭

句集『一対』         小西 瞬夏

 一頭の蝶一対の耳凍てる

影印・解釈『心で読む「おくのほそ道」』瀬川 照子

句集『天真』         千坂 希妙

 夕焼の沈むあたりかガンダーラ

句集『はいくんろーる』    浜脇不如帰

 キリストと羽延ばす哉鴉貝

句集『ブロンズ兎』      藤井なお子

 緑陰へ直線裁ちのワンピース

句集『七草』         松島 圭伍

 又ひとつ煩悩を捨てむ枯野径

紀行文『平成 おくの細道』  三木 星童  三木あゆみ

句集『いまを生きる』     山崎  篤

 木の実降る神の涙かもしれぬ

句集『夏の蝶』        山田  和

 天平の塔より高き夏の蝶

句集『櫛買ひに』       渡邉 美保

 烏瓜灯しかの世へ櫛買ひに