会長/五十嵐秀彦
事務局長/ よしと
事務局所在地/〒064-0952札幌市中央区宮の森二条8-1-18藤森様方 TEL011-641-1007

【 中北海道現代俳句協会】
中北海道現代俳句協会は、北海道の中心都市である札幌市を含み、小樽、恵庭、夕張、江別、三笠、砂川、赤平、深川各市を含む後志支庁、石狩支庁、空知支庁である。

【会報PDF】(2024年4月17日追加更新)

活動記録、また、行事の予定などは下記の会報のPDFもご覧下さい。中北海道現代俳句協会総会、中北海道現代俳句賞、会長の言葉、大会・総会・句会(青のフロント句会)等ご案内とその記録、幹事会報告など。8〜16ページ。

中北海道会報100号2024.4.2発行 15ページ
中北海道会報99号2023.12.5発行 8ページ
中北海道会報98号2023.8.12発行 8ページ
中北海道会報97号2023.4.11発行 16ページ
中北海道会報96号2022.12.6発行 8ページ
中北海道会報95号2022.8.2発行 8ページ
二〇二二年一人一句句集 2022.4.13発行
中北海道会報93号2021.12.7発行 8ページ
中北海道会報92号2021.8.20発行 8ページ
中北海道会報91号2021.4.6発行 12ページ
中北海道会報90号2020.12.8発行 8ページ
中北海道会報89号2020.8.4発行 8ページ
中北海道会報88号2020.4.7発行 12ページ
中北海道会報87号2019.12.3発行 8ページ
中北海道会報86号2019.8.2発行 8ページ
中北海道会報85号2019.4.5発行 12ページ
中北海道会報84号2018.12.5発行 8ページ
中北海道会報83号2018.8.3発行 8ページ
中北海道会報82号2018.4.3発行 12ページ

第33回中北海道現代俳句大会のご案内

第33回俳句大会を、下記の様に開催いたします。
この大会は、会員はもとより、 どなたでも自由に参加できますので、お誘い合わせの上、ふるってご応募ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。

ご案内用紙はこちら

応募用紙のダウンロードはこちら

1.日時・場所・会費
令和6年4月7日 (日) 午後1時から
かでる2・7 710号室 札幌市中央区北2条西7丁目1
TEL 011-204-5100
大会費: 1,000円 当日受付にて申し受けます。

2. 講演
石川 青狼 様
現代俳句協会評議員、 東北海道現代俳句協会 会長、 釧路俳句連盟会長

3. 演題
「未定」

4. 講評
主要作家数氏

5.応募規定
2句1組 1,000円 但し高校生以下は無料 (4句まで)
新作未発表作品に限る。 所定用紙又は200字詰原稿用紙使用。
出句料は作品に同封可 (原則定額小為替等 返金不可)

3. 演題
「未定」

4. 講評
主要作家数氏

5.応募規定
2句1組 1,000円 但し高校生以下は無料 ( 4句まで)
新作未発表作品に限る。 所定用紙又は200字詰原稿用紙使用。
出句料は作品に同封可 (原則定額小為替等 返金不可)

6. 送り先 〒063-0811 札幌市西区琴似1条1丁目2-38 琴似コート614号室
金子真理子 TEL(011)644-5193

7. 締切 1月17日 (水)必着

8. 賞品 大会賞ほか

●懇親会
大会に引き続きポールスター札幌 (札幌市中央区北4条西6丁目) にて午後4時半から行います。会費 6,000円 当日受付にて申し受けます。
※懇親会出席を取消される場合は、当日3日前までに連絡をお願いします。
※ 連絡なく欠席される場合は、会費を頂戴します。
※ コロナ感染状況により変更になる場合があります。
※尚、当日は第24回中北海道現代俳句協会賞の顕彰も併せて行われます。

第24回 中北海道現代俳句賞 

応募用紙のダウンロードはこちら

注意事項
①石狩空知後志振興局管内の方が対象 (会員以外の応募も可)
②応募作品は未発表句20句。二重応募禁止。結社誌・同人誌・大会作品集など紙媒体で活字化 された作品、ブログ・SNSなどweb上で公開された作品は既発表扱いとなり応募不可とする。
③事務局では誤字脱字の訂正は行わない。
④該当様式相当のパソコン等の印刷は可。但し用紙はA4縦2枚に合わせること。
⑤作品と定額小為替・三千円分(応募料)を同封のこと。
※ この紙はコピーにより選考句稿としますので楷書で丁寧にお書きください。
※ 両ページともに題名を記入し仮名遣いをチェックしてください。
※ 題名欄には題名のみを記入し題名に含まれない記号や鉤括弧などは記入しないでください。
※ 整理番号欄にはなにも記入しないでください。
※ 電話番号は連絡をとることのできる番号を記入してください。

 ◎ 送り先 :
〒061-2284 札幌市南区藤野4条5丁目19-6 菅井美奈子 方
中北海道現代俳句協会 組織活動部 行
 ◎ 問い合わせ先 : 顕彰係 菅井美奈子(011-592-6426)

応募締め切り:12月15日(消印有効)

大会・句会の記録

第30回中北海道現代俳句大会 令和3年4月4日

入賞作品

中北海道現代俳句協会賞
桃剝いて妻でも母でもない時間  北海道 金子真理子

北海道知事賞
相性のいまさら葱を微塵切    北海道 永野照子

札幌市長賞
梟のオーボエ森がやわらかい   北海道 小川 桂

北海道新聞社賞
石榴からこぼれふりがな送り仮名 北海道 長野君代

雪嶺賞
咳ける喉に俳句の切れつぱし   北海道 藤谷和子

樅賞   

百円の手袋左右なき自由     北海道 齋藤雅美

蒼花賞
海中(わたなか)は大きな柩敗戦忌  北海道 中島土方

草木舎賞
雪蛍一行だけの母の遺書     愛知県 嶋 良二

雪華賞
撥ね林檎傷つきあつて匂ひけり  北海道 倉部仁子

大会報告の詳細は下記をご覧下さい。
中北海道会報92号2021.8.20発行

第30回北海道現代俳句大会 作品集発行

中北海道現代俳句協会関係の入賞作品

北海道新聞帯広支社賞
おぼろの夜骨なきもののように寝る  阿部満子

NPO十勝文化会議賞
どこもやはらかてのひらで押す暮春  永野照子

優秀賞
青いサイダー足から魚になっていく  瀬戸優理子

春日傘ひらきカモメになりにゆく   渡辺のり子

寒明けるこんなところに釘の穴    遠藤静江

大会報告の詳細は下記をご覧下さい。
中北海道会報92号2021.8.20発行

青のフロント句会記録(2021年12月17日更新)

代表幹事等 五十嵐秀彦
開催日 2021年12月11日(土)13時~15時
天候:曇 会場:かでる2・7 1030研修室
参加者数:15名
席題:なし
投句数:3句/人
選句数:特選 1句/人 並選 4句/人
抜粋(句会高点句・佳句・注目句)記録者/青山酔鳴(広報部)
待機する十五分間年果つる      花丸
ストールに爆弾くるみ投げる明日   朝月春陽
屈む癖触れて壊れる霜の花      Fよしと
サ高住(さこーじゅ)に蔓延る不貞年用意  村上海斗
コーン乱立街変わりゆく師走     風花まゆみ
球場は無音肩壊すオリオン      青山酔鳴
日高嶺の雪のヴェールや晴れ渡る   田口くらら
余命いくばく脾臓匂ひだす冬     石井美髯
狼の群れ離れたる夜の険し      坂本真紅
十二月の空と海ある八日かな     五十嵐秀彦
日本人だけの空港冬鷗        伊奈青人
枯れきって引き込み線の錆顕     小路裕子
致命的以外OK年用意        石本雪鬼
砂糖菓子粉々にして寒昴       藤原ハルミ
猩猩小僧飾るほとりへ猩猩      木林冬美

開催日 2021年4月10日(土)13時~15時
天候:曇 会場:かでる2・7 1030研修室
参加者数:14名
席題:なし
投句数:3句/人
選句数:特選 1句/人 並選 4句/人
抜粋(句会高点句・佳句・注目句)記録者/青山酔鳴(広報部)
よどみなき祝詞のように花吹雪    坂本真紅
独唱の頭蓋のどこか芽吹いている   瀬戸優理子
コイントスはおもて三丁目から春   石井美髯
糸遊の風に♭(ふらつと)(しやーぷ)して 近藤由香子
少年とたんぽぽの絮汚るるや     安田中彦
素描から飛び出す少女蝶になり    Fよしと
セルロイド緑ほどけて水芭蕉     中村みずほ
書斎の春もつと雑巾しぼりなさい   五十嵐秀彦
唇の食感淡雪の食感         村上海斗
少年の瞳に遠野火を見ていたり    藤原ハルミ
武者人形太郎を育て放ちけり     田口くらら
春雨や泣いて泣いて春雨食う     髙橋朴全
リラの花午前零時のサラダバー    朝月春陽
見慣れたる対岸今日の貝櫓      林冬美

開催日 2021年2月13日(土)13時~16時
天候:曇 会場:かでる2・7 750研修室
参加者数:14名
席題:なし
投句数:3句/人
選句数:特選 1句/人 並選 4句/人
抜粋(句会高点句・佳句・注目句)記録者/青山酔鳴(広報部)
春愁や人魚開いて食べ尽くす   青山酔鳴
春雷を盗みし子らの赤い靴    五十嵐秀彦
雪像のなき札幌に星の降る    石井美髯
旧正の国へ帰れず和歌を詠む   伊奈青人
円形に見守るお産流氷来     Fよしと
春待つやコーヒーミルを歌はせて 小路裕子
空白の日記へしまく通夜の雪   近藤由香子
春来る今日も小樽は燗ですね   髙橋朴全
鳥獣ホモサピエンス蕗のたう   田口くらら
加湿器のカルキ剥して朧月    中村みずほ
縄跳びや遠き日のこと友のこと  林 冬美
春炬燵風の噂という媚薬     藤原ハルミ
ガラケーの中に内緒の猫の恋   宮原青佳
バレンタインチョコに適量の殺意 村上海斗

開催日 2020年12月12日(土)紙上句会
参加者数:25名
席題:なし
投句数:3句/人
選句数:特選 1句/人 並選 5句  
抜粋(句会高点句・佳句・注目句)記録者/青山酔鳴(広報部) 
聖歌唄ふみな清からぬ指を持ち    青山酔鳴 
平熱は冬一円を足すハガキ      浅井通江 
枇杷の花千切れかけたる栞紐     朝月春陽 
木菟の耳故郷虚構に動かざる     五十嵐秀彦 
マスクの目が笑う鼻の差の勝利    江草一美 
新ドラママスク同士のキスシーン   風花まゆみ 
骨を吊るホワイトノイズの十二月   熊谷陽一 
鉄塔に社会的距離冬夕焼       栗山麻衣 
真夜の壁つつぬけ嚏また嚏      小路裕子 
無伴奏組曲月光とアンダンテ     近藤由香子 
ポインセチア無理に抱かされ抱き直す 瀬戸優理子 
サッと来て解けてまぶして玉霰    髙橋朴全 
雪降るやむかし厨に蝮酒       田口くらら 
ヒーローと握手を拒むマスクの子   田島ハル 
突き出しは鮟肝小鉢冬ぬくし     戸田幸四郎 
不規則な息の間や星月夜       中村みずほ 
葛湯とく明日の不安を見ぬように   梨山 碧 
跳ぶことに憧れてをり雪だるま    林 冬美 
アナログの歌劇一団寒月夜      ふじもりよしと 
虎落笛忘れ薬をのみませう      藤原ハルミ 
冬うらら塗り絵の枠をはみ出して   古川かず江 
来ぬ客のローストビーフ冬銀河    宮原青佳 
湯冷めして地球は少しだけ歪     村上海斗 
黒板や開戦日とは誰も知らず     安田中彦 
狐火や静かに狂ふ夜のあり      横田真紀子

開催日 2020年10月10日(土)13~16時
天候:曇 会場:かでる2・7 730研修室
参加者数:17名
席題:なし
投句数:3句/人
選句数:特選1句 並選3句/人
抜粋(句会高点句・佳句・注目句)記録者/青山酔鳴(広報部)
羊水の吾子と月夜のマリアージユ  近藤由香子
突破口さがしあぐねて南瓜割る   藤原ハルミ
移り香の罠にまんまと秋澄めり   宮原青佳
月光の舟を書屋に迎へけり     五十嵐秀彦
秋の風街にとびこむスニーカー   朝月春陽
遠景に奇妙な果実鬼貫忌      安田中彦
冬きちゃう!ああ夭折に間に合わねー 酒井おかわり
秋果買ふ旅の途中の何でも屋    田口くらら
秋風や鎖骨に同じ吹き溜り     ふじもりよしと
月見バーガーたべきつて十五夜   高橋朴全
金星に帰りそびれた煙茸      瀬戸優理子
耳立てて色なき風に馬歩む     小路裕子
巡礼の道はここより月真如     桂井俊子
秋晴れや今日のお出かけこのバッグ 風花まゆみ
札幌基線南端点秋雨の香(かざ)  青山酔鳴
泣かないと決めて銀河は広がりぬ  音無早矢
大人への孵化と見まがひて繊月   石井美髯

■青のフロント句会は、偶数月第2土曜日13-16時、かでる2・7、席題1句当季雑詠2、3句。
お問合せは、会長か事務局長までお願いいたします。

第20回中北海道現代俳句賞

「燃え残る」抄出  栗山麻衣

燃え残る硝子の目玉鳥渡る
着ぶくれて革命起こす気も失せて
蜜柑剝く銃と無縁のままの指
陽炎へ百歩火宅へは一歩

中北海道会報88号2020.4.7発行に全作品30句と選考経過などを掲載。
顕彰は8月開催の俳句研究会交流句会の席上で行う予定です。

(青山酔鳴)