会長/有村王志
事務局長/足立 攝
事務局所在地/〒879-7151大分県豊後大野市三重町西泉436 TEL0974-22-3749
【大分県現代俳句協会紹介】2024年3月版(文責:現代俳句協会IT部)
大分県現代俳句協会では、「独学・独習」を呼びかけ、支援しています。
会報123号からは実践的な「俳句講座」をスタートし、第1回は〈季語について〉、執筆者5人。会報124号の第2回は〈「切れ」について〉。執筆者7人。執筆者が多いので、さまざまな考え方を学べ、多角的に考えることができます。会報125号は大分県現代俳句協会賞の受賞作品を発表し、各選考委員の選評を掲載しています。会報126号の連載・俳句講座の第三回では「字余り、字足らず、定型」をテーマに、複数の執筆者が自信の作句姿勢を率直に記しています。会報127号の第四回では、<俳句上達のアドバイス>と題し、俳句の上達法・句会の活用法を掲載しています。会報128号では番外編『季語の呪縛』として、季語への固定観念について掲載しています。
句会報21号では、令和4年自薦作品の結果を発表しています。
【 大分県現代俳句協会会報PDF 】くわしい記事は会報PDFをご覧下さい。
大分県現代俳句協会句会報 第25号 A4判16頁(令和6年8月15日)
自薦作品結果&第一回雑詠句会選句号
大分県現代俳句協会会報131号PDF B5判頁(令和6年8月30日)
現代俳句勉強会案内、大分県現代俳句大会結果発表、大分県現代俳句協会賞結果・選評、第27回大分県現代俳句協会賞作品募集
大分県現代俳句協会句会報 第24号 A4判16頁(令和6年1月31日)
令和五年第二回雑詠句会結果発表(選句&選評)
大分県現代俳句協会会報130号PDF B5判頁(令和6年1月31日)
第二回雑詠句会結果発表、勉強会開催報告、連載俳句講座<第5回選句・選評について>、やまなみ牧場俳句大賞、役員会報告
大分県現代俳句協会句会報 第23号 A4判16頁(令和5年10月20日)
令和五年第一回雑詠句会結果発表(選句&選評)、第二回雑詠句会作品集
大分県現代俳句協会会報128号PDF B5判20頁(令和5年9月1日)
第二十回大分県現代俳句協会吟行会開催報告、第25回大分県現代俳句協会賞・受賞作品・各選考委員選評、
第26回大分県現代俳句協会賞作品募集、連載俳句講座=番外編=『季語の呪縛』、リレーエッセイ「私と俳句」陣野千恵子、
「水と太陽そして俳句」足立攝 ほか
大分県現代俳句協会句会報 第22号 A4判10頁(令和5年9月1日)
令和五年 第一回雑詠句会の投句作品集、第二回雑詠句会作品募集
大分県現代俳句協会会報127号PDF B5判16頁(令和5年3月8日)
県協会『合同句集・第六集』作品募集、連載・俳句講座<第4回・俳句上達のアドバイス>
リレーエッセイ「私と俳句」、やまなみ牧場俳句大賞
大分県現代俳句協会句会報 第21号 A4判10頁(令和4年12月31日)
令和4年自薦作品結果発表
大分県現代俳句協会句会報 第20号 A4判10頁(令和4年11月22日)
第24回大分県現代俳句協会賞作品募集
大分県現代俳句協会句会報 第19号 A4判10頁(令和4年9月10日)
令和4年 第2回雑詠句会結果発表(選句&選評)、自薦作品募集
大分県現代俳句協会会報126号PDF B5判16頁(令和4年9月10日)
第32回大分県現代俳句大会受賞作品、連載・俳句講座<第3回「定型」について>
大分県現代俳句協会会報125号PDF B5判16頁(令和4年5月31日)
第24回大分県現代俳句協会賞作品
エッセイ「生死一如の花吹雪」河野輝暉、「アジサイ祭」の経緯について、三重町「狩野句会」年度賞の表彰、句会探訪⑫
大分県現代俳句協会句会報 第18号 A4判12頁(令和4年5月31日)
令和4年 第1回雑詠句会結果&第2回雑詠句会選句号
令和4年第2回雑詠句 〈選句〉 締切令和4年7月15日(金) 消印有効 12ページ参照
大分県現代俳句協会句会報 第17号 A4判4頁(令和4年4月25日)
令和4年 第1回雑詠句会選句号
大分県現代俳句協会句会報 第16号 A4判12頁(令和3年12月30日)
令和3年 自薦作品選句号
大分県現代俳句協会会報124号PDF B5判15頁(令和3年12月30日)
令和3年自薦作品結果発表、連載・俳句講座〈第2回 「切れ」について〉
リレーエッセイ「私と俳句」甲斐素純、「田口辰郎さんのこと」、句会探訪⑪
大分県現代俳句協会句会報 第15号 A4判16頁(令和3年10月30日)
第2回雑詠句会結果&自薦作品選句号
事務局便り「第2回雑詠句会について■自薦とは?■句は書かれたとおり、文法に従って読む■厳選と緩選」10~12ページ
大分県現代俳句協会会報123号PDF B5判12頁(令和3年8月31日)
連載・俳句講座〈第1回 季語について〉
大分県現代俳句協会句会報 第14号 A4判15頁(令和3年8月31日)
第1回雑詠句会結果&第2回雑詠句会選句号
事務局便り「俳句の作り方、味わい方」10~12ページ
大分県現代俳句協会会報122号PDF(令和3年5月30日)
大分県現代俳句協会句会報 第13号(令和3年5月29日)
大分県現代俳句協会会報121号PDF(令和2年12月29日)
大分県現代俳句協会会報120号PDF(令和2年8月25日)
大分県現代俳句協会会報119号PDF(令和2年5月25日)
大分県現代俳句協会会報118号PDF(令和元年12月27日)
著作権と俳句作品「添削された俳句は先生の作品か生徒の作品か」足立攝幹事長
大分県現代俳句協会会報117号PDF(令和元年8月30日)
大分県現代俳句協会句会報 第2号(令和元年8月30日)
大分県現代俳句協会会報116号PDF(令和元年5月30日)
大分県現代俳句協会会報114号PDF
現代俳句講座「俳句・一瞬を切り取る詩 高野ムツオ」所収
大分県現代俳句協会URL http://gendaihaiku.net/
【 2019年 】
◇第19回大分県現代俳句協会吟行大会に56人が参加
2019年10月6日実施、詳細は大分県現代俳句協会会報118号PDFをご覧下さい。
◇第60回九州俳句大会 6月10日(日)大分センチュリーホテル
この大会は九州俳句作家協会が毎年各県持ち回りで開いているもので、大分での開催は6年ぶり。大分県現代俳句協会も後援団体として主体的に取り組んでいる。
表彰のあと、各県代表がパワーポイントで「入賞俳句検証」を行った。
〈大会大賞〉 (一席)
にんげんを見飽きた花から散ってゆく 谷川彰啓氏
〈九州俳句作家協会賞〉 (二席)
改憲論もう葉桜になつている 上田たかし氏
〈九州地区現代俳句協会賞〉 (三席)
月光に刺されてからの不眠症 田口辰郎氏
蝶吹かれ白い音符になる草原 有永真理子氏
〈大分県現代俳句協会賞〉
山国の喜怒哀楽を畦に塗り 有村王志氏
〈大会会長賞〉
鳥帰るまだ濡れている村の空 梶原千代氏
〈大会会長特別賞〉
米寿なる自祝の屠蘇となりにけり 江藤清彦氏
〈優秀賞〉
ヘイタイもコメもデンキも出して過疎 坂本一光氏
〈ジュニア賞〉
学校の図書室が好き秋が好き 高悠介さん
〈ジュニア奨励賞〉
春の波会話が動くレストラン 合田英怜奈さん
おんぶして背中の春を感じけり 合田陸翔さん
〈優良賞〉
農継がぬ子ばかり成して春田打つ 小野智輔氏
涸れ川に石蹴ってゆくまだ闘える 成清正之氏
地下足袋を取り替え令和春田踏む 井上 治氏
一本の補助線欲しき秋思かな 小野宣子氏
石ころが神になる日の白木蓮 足立 攝氏
紫陽花のひとかたまりの暗さかな 立麻琴路氏
若き日を解き一日毛糸編む 豊國隆信氏
〈奨励賞〉
蕗味噌の瓶に故郷が詰めてある 飯田幸子氏
蛇穴を出て子どもらに囲まれる 稲田久美子氏
たんぽぽや風に乗れない繁いくつ 田代直之氏
九条を知らずに逝きし兄に夏 万葉太郎氏
女寝る寒の卵を産むように 河野輝暉氏
柏手の届く近さに桜鯛 河野則子氏
蛍舞うもう人間に戻れない 赤嶺信子氏
永き日の手首にうすき輪ゴム痕 瀬川剛一氏
まだ逝けぬあそこの草を抜くまでは 灘波瑞穂氏
七十年戦火なき世の青田風 田中英俊氏
可愛気のない婆でよし春矩撻 高木礼子氏
赤子抱いて女かがやく花の昼 神 慶子氏
遠足という青空の予約席 平田千代子氏
薫風の度々通る自動ドア 岸本千鶴子氏
錆ついたジヤングルジムを抱く桜 鎌倉真由美氏
フクシマを片仮名にして春めぐり 三丸祥子氏
長き夜の病衣なじまぬふくらはぎ 伊藤利惠氏
缶切りを使えぬ母や多喜二の忌 松廣李子氏
◇第29回大分県現俳協総会
2月25日(月)大分県アートブラザ研修室で第29回大分県現代俳句協会総会、および大分県現代俳句大会が開催されました。
同日の午後開かれた大分県現代俳句大会では、非会員を含めた約50人が参加しました。
◇第21回大分県現代俳句協会賞 足立攝氏「不思議大好き」
七草やどの本能も話し中
宮城石巻眠りの浅い二月の本
恋猫の耳に濁性のかすり傷
死者生者横切っていく夏つばめ
塞がれた狂気ぼくにも旦尚にも
崩落を乗りこえてゆく蟻の列
にんげんの闇の深さに軸挺百足
落日の紅蜀葵まだ売れぬ家
鳳仙花爆ぜ正論を疑いぬ
経糸を少し緩めて秋に入る
爽やかに少年が来てナイフ買う
吾亦紅揺れたいときに風がない
海町の椅子に秋思が干してある
紅葉散るときも世界はまだ笑う
冬晴れを賢者のごとく公孫樹
冬の海何か言わねば岩になる
鮫鰊と書いてわたしとルビをふる
十二月人目の電桶を甘受する
改札を抜けて聖夜の鳥となる
寒卵こつんと割りて人嫌い