金子晉『蟠桃曲』現代俳句の100冊[65]

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 池の底数箇のガラス玉寄れる 人類もスープもさざなみして昏るる インク壜淡く蜘蛛の死遠からぬ 冬の蠅前肢をもて夢に付く […]

第41回兜太現代俳句新人賞応募料(整理費)

※現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。   第41回兜太現代俳句新人賞の応募料(整理費)2000円です。

石田時次『山居』現代俳句の100冊[61] 自筆サイン入

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 黄水仙とくに傾斜のゆきわたる 雪明けの平らかなるに人の前 ひよつとこのもどつてゆきしあたたかさ 牛の一声水平線に近き […]

後藤章『俳句空間の言語』

    俳論で論じられているのは言語だが、それら言語の点を後藤は自身の言語によって輝かせているのだ。一人でも多くの読者に、その輝きを目のあたりにしていただきたい、切にそう願う。──堀田季何(後藤空間の […]

内田南草『黒潮』現代俳句の100冊[60] サイン入

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 秋はとおくを見てくらすどびんの口 肩で切ってゆくおとこの芽木の風 いわし雲淋しがりやは真ん中におく 脳味噌の足りない […]

守田椰子夫『それから』現代俳句の100冊[59] 自筆サイン入

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 噴水落下正月の空摑みそこね 梅ひらく天地の継目綻びて わが町の枯れつつ地より父の声 ポケットの昏さ摑んで 冬が好き […]

湊楊一郎『裸木』現代俳句の100冊[58] 自筆サイン落款入

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 夢ハたゝ゛藪をぬけんとする牡鹿 闇にひらく自動扉ゆけという 咽渇く 腐木に寄って傾いて 夏来る延して細い脛二本 岩壁 […]

上甲平谷『天地阿吽』現代俳句の100冊[57] サイン入り

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 春大雪人のみの人の身の突如 蓮のみの飛んで水天一語なし 鼻一つ閑人秋を高うする 雪の竹余命は骨で恋すべし 蛇穴に九十 […]

澁谷 道『素馨集』現代俳句の100冊[56] サイン入り

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 わが旅のうすぐもりよし群蜻蛉 朱欒に刃絶壁のギリシャがみえる 初蟬のふと銀箔に皺にせる 月に棄つ花瓶の水のあおみどろ […]

山﨑 聰『北斗』現代俳句の100冊[54] サイン入り

現代俳句協会会員の方は、お客様情報の「*お名前」の欄に、協会にご登録のお名前(俳号)を入力して下さい。 家出少年か山上に鷗浮き 病院のうしろにさくら逃げられず 炎天や男の肩の上に耳 ごつごつの四十八歳くさめして 蟇うしろ […]