2004年2月26日 / 最終更新日 : 2019年2月22日 gendaihaiku 現代俳句コラム ばつた飛び磐井勢力圏に入る 野見山ひふみ 評者: 森下草城子 初め、この作品を読んだ時、ばったが飛び込んだ広大な世界を描いていた。しかし磐井が八女地方の豪族であることを知り、八女市出身の知人に資料を届けて貰った。それによると、磐井は、五世紀から六世紀にかけて、九州北部一円に強大な […]
2004年1月29日 / 最終更新日 : 2019年2月22日 gendaihaiku 現代俳句コラム 少年来る無心に充分に刺すために 阿部完市 評者: 森下草城子 掲出の作品をはじめ、「絵本もやしてどんどここちら明るくする」「うすく書かれて山から山へ行った隊」「あまのはら白い傘さして三月」等、昭和三十年代後半から四十年代前半にかけて、数多くの阿部作品に魅了されていたことを思い出す […]
2004年1月8日 / 最終更新日 : 2019年2月22日 gendaihaiku 現代俳句コラム 少年をこの世に誘い櫻守 和田悟朗 評者: 森下草城子 現代は何かにおいて多様化している時代、一つのことに拘り、これを生涯貫き通すということが難しくなっている。しかし、それ故に一つに絞ってみたい思いがある。そんな生き様があってもよかろう。つまり、一つに絞ったことに徹しきると […]