幡谷東吾『即離集』現代俳句の100冊[18]

gh-b-27

幡谷東吾『即離集』[18]  (gh-b-27)

定価(税込)
¥1,445
販売価格(税込)
¥700
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縣境の一水を経て風青し

ピノキオがひとり起き出す砂日傘
ひとごゑの霧にむすばれむとするいたはり
白菊の白の黄菊の黄の寂寞
鈴懸の鈴のこんなに青い土曜日
新聞紙(かみ)の香のぬくきをさしぬ固き戸に
転轍手英霊(たま)かへる日の鶏を追へり
記者さむく着弾圏にまもられゐる
夜の水に焚火うつすは家なきか
凱歌はさびし 天涯ゆくと人工衛星(スプートニク)
飛魚の飛びとどまるへ波こぞる
束子(たわし)もう捨つる時きし良夜かな
暗転へまた裏方の咳聞こゆ
体形のどこが薄暑というでなく

幡谷東吾『即離集』(はたや・とうご/『そくりしゅう』)
[目次]
「走馬灯」・「扉」・「基地」抄 5頁
「天の川」抄          21頁
『風致木』抄          
47頁
『過客』抄           73頁
『過客』以後          103頁
解説 東吾俳句私見  林 翔  143
 年譜     155
 あとがき   162頁

写真撮影 田沼武能(2019年文化勲章受賞)

昭和59年2月15日 発行 B6判 158頁
協会在庫管理の新古本。古いので黄ばみはありますが、ほぼ良好な状態です。美本からお送りします。
「東吾」というサイン入りが、2冊だけありました。

【販売価格】700(送料込み)本体1,150円+税115円+送料180円=1,445円のところ。

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