2003年3月3日 / 最終更新日 : 2019年2月22日 gendaihaiku 現代俳句コラム 抽斗の中の月山山系へ行きて帰らず 西川徹郎 評者: 阿部完市 抽斗をそっとあける。わが思いの月山山系。私の心の中に聳え連なって月山山系。私はくり返し、私の月山山系に向う。荊軻-中国・戦国時代の刺客、の易水送別の歌などふと思われて、われながら決然として立ち向かう。「壮士ひとたび行き […]
2003年2月4日 / 最終更新日 : 2019年2月22日 gendaihaiku 現代俳句コラム 高校野球あり国分尼寺より帰る 武田伸一 評者: 阿部完市 夏になると、毎年甲子園だ。高校野球だ。毎年のことながら、心さわいで仕方がない。少々面目ないが、心これだけ昂ぶるのだから仕方がない。「まあいいか」である。今日は国分尼寺に行った。はるか奈良朝の頃創建された、歴史という時間 […]