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海にきて山をみている冬のくれ
火の国の孔雀の舌に雪がふる
頷けば心底おもき男の冬
夜だけが好きで死ぬ夜のきりぎりす
月の梅 人近づけばひかりだす
絵本の妖怪が遁げて月がいっそう繊くなった
翔ぶ前のちからでひかる春の鳥
潮満ちてくるまで遠い瞼の木
雛の水あわあわときて男零(こぼ)す
癌の老女の 指を使ってうなぎ喰う
冬の木のやさしさに逢う 水を来て
繁りより やわらかき手を曳き出せり
森に埋める黒髪 冬と遊びましょう
津根元潮『時中』 (つねもと・うしお/『じちゅう』)
[目次]
春霞抄 5頁
あいなし抄 13頁
順受抄 21頁
明心抄 29頁
時中集 41頁
ある風景 113頁 ‥‥妻の発病とその逝去前後のことを描く句日記
解説 津根元 潮の世界 山下一海 127頁
年譜 145頁
著者目録 154頁
あとがき 156頁
写真撮影 田沼武能(2019年文化勲章受賞)
昭和60年初版 署名入り B6判 156頁
協会在庫管理の新古本。ほぼ良好な状態です。美本からお送りします。
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