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俳句が穏やかなもの、誰にでもわかるもの、存問の詩となってから、どのくらい経っただろう。それは俳句が生き残る手段でもあったように思う。それはそれで良い。俳句が穏やかに懐かしく、心を慰めるものである事に、何の間違いもない。しかし、…(竹岡一郎跋文)
ほと深きところに卍春は傷
鏡像は花咲く森の死のむこう
人体のかけらが明りほうほたる
首筋に情死一擲の白百合
月影のゆれつとがりつ藻の花へ
※巻末に一句揮毫あり
作者プロフィール
2005年「海程」入会、2015年同退会を経て、
2016年に俳句短歌誌「We」創刊・共同編集発行人
2014年連衆参加
2016年豈参加
熊本県現代俳句協会会長
表紙絵 : 佐藤厚子
装 幀 : 高岡 修
発行日 : 2024年7月20日
発行所 : ジャプラン
発行数 : 200部限定
【販売価格】2,500円(送料込み) *定価2,750円(本体2,500円+税10%)