2002年2月4日 / 最終更新日 : 2019年2月22日 gendaihaiku 現代俳句コラム 流氷を見にゆく男をまじえずに 寺田京子 評者: 宇多喜代子 芝居見物に行く、お喋りの目的の食事会に行く、そんなところへ行くのであれば「男をまじえずに」のほうが楽しいにきまっています。ところが流氷という壮大な自然現象を見物に行くのに「男をまじえずに」というのですから、やはりこれは […]
2002年1月7日 / 最終更新日 : 2019年2月22日 gendaihaiku 現代俳句コラム 初夢のなかをどんなに走ったやら 飯島晴子 評者: 宇多喜代子 ゆっくりと歩く夢というのはめったにないのではないでしょうか。追われたり追ったりしてもはやこれまでというところで目が覚めるというのが、多くのひとの夢体験のようです。初夢だけはそんな思いをしたくないと思っていても、やっぱり […]