カルチャー教室

木曜教室

講師 松井国央
 
場所 現代俳句協会事務所
 
開催予定
毎月第2木曜日(PM1:00~4:00) 
当協会員以外の方も参加できます。
参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。
 
7月12日の木曜教室作品

屈葬の形で目覚め海の家       土屋秀夫

 

山姥のような寝癖だ梅雨明ける    利光知惠子

 

高層の多肉植物夏の月        徳山優子

 

その記憶振り返らずに立葵      小髙沙羅

 

夏つばめ風編んで子を育てたり    栗原かつ代

 

緑陰のむかしむかしへお邪魔する   加藤千子

 

箱庭や方便として嘘に乗る      菱沼多美子

 

手の甲はどこへしまおう草いきれ   久下晴美

 

新じゃがに塩振っている幸せか    鈴木砂紅

 

あのそのを引きずっておりかたつむり 田中暢子

 

明易や最後の水を笑み拒む      早坂澄子

 

槍烏賊や愛がもつれてオウンゴール  金子未完

 

花桐のむらさきしぼる夕べかな    西村弘子

 

青柿の落ちた処に挫折あり      磯部薫子

 

生きている匂いがしてくる捩り花   穴原達治

 

まぎれ込む王女のふりして揚羽蝶   福島芳子

 

香水や老いを隠せぬ女の手      平佐和子

 

梔子の華や“姉や”を齟齬にして   宮崎敦子

 

七夕の「ぴんぴんころり」翻る    若林つるこ

 

蛇に遭い思惟のはじめに立ち戻る   松井国央