『遠山陽子俳句集成』にて遠山陽子氏が詩歌文学館賞を受賞

現代俳句協会会員の遠山陽子氏が『遠山陽子俳句集成』(未刊句集「輪舞曲」部分が対象)にて第37回詩歌文学館賞を受賞されました。おめでとうございます。(2022年3月9日発表)

第37回 詩歌文学館賞 決定 – 日本現代詩歌文学館 (shiikabun.jp)

父ほどの男に逢はず漆の実
白芥子をまはり躰が逢ひにゆく
卯月浪この子を抱き飽きにけり
もう誰の墓でもよくて散る桜
桃と桃かすかに触れてゐてこはい
謎のないわたしと老いた梟と

 

『遠山陽子俳句集成』遠山陽子【著】 | 素粒社 (stores.jp)