『遠山陽子俳句集成』所収『輪舞曲』で遠山陽子氏が第21回俳句四季大賞受賞
現代俳句協会会員の遠山陽子氏が、『遠山陽子俳句集成』所収の『輪舞曲』で第21回俳句四季大賞を受賞されました。おめでとうございます。(2022年4月13日発表)
父ほどの男に逢はず漆の実
白芥子をまはり躰が逢ひにゆく
卯月浪この子を抱き飽きにけり
もう誰の墓でもよくて散る桜
桃と桃かすかに触れてゐてこはい
謎のないわたしと老いた梟と
『遠山陽子俳句集成』遠山陽子【著】 | 素粒社 (stores.jp)
俳句四季大賞
2021年1月1日~12月31日刊行の句集より選考。
選考委員:井上弘美・岸本尚毅・対馬康子・渡辺誠一郎(50音順・敬称略)
選考委員評・選考座談会等詳細は「俳句四季」7月号に掲載。贈呈式は新人賞・特別賞・俳句大会と併せて7/7(木)開催予定。