「図書館俳句ポスト」を利用した新しい取組み

「図書館俳句ポスト」 2019.4.19TRC記者発表最終版PDF

現代俳句協会は、株式会社図書館流通センター(TRC)と共に、全国各地の図書館に「俳句ポスト」(投句箱)を設置して、利用者の方々から俳句を募集、毎月の作品の中から入選句を選んで、会員誌『現代俳句』に掲載し、投句箱を設置している図書館にも掲示しています。TRCは、自治体から指定管理者または業務委託などの形で公共図書館の運営を受託している会社です。

現在、参加館数は約60館、毎月約700句の作品が寄せられています。

こうした活動をベースにして、各図書館では工夫を凝らした取組みを始めているところもあります。

函館市中央図書館では、去る4月15日に、函館朗読奉仕会(船矢美幸会長)が中心となり、同館が参加を始めた一昨年の11月から昨年10月までの同館からの入選作16句を、BGMに乗せて、協会員と図書館員が朗読する会を催しました。
この会には、当協会の地区組織である南北海道現代俳句協会の都賀由美子会長も参加。俳句作品を声で伝えることで、言葉のリズムや美しさを鑑賞できることの素晴らしさを、お話しさせていただきました。
当日の様子は、北海道新聞や函館新聞でも報道され、反響を呼びました。

北海道新聞 本年4月19日付夕刊 許諾23706号



(北海道新聞社許諾D2105-2111-00023706)

函館新聞 本年4月19日付 許可承認212号