YouTube|「つるかめインタビュー」始めました!


人生100年時代
生涯元気で俳句を楽しもうとしていらっしゃる現代俳句協会の先輩たちにお話を聴く
シリーズ「つるかめインタビュー」

第1回目は福島県の久保羯鼓(くぼ・かっこ)さん

本好きだった少女期、デザイナーとして活躍した頃や俳句との出会いなど貴重な体験なども交えて雑談のように楽しく語ってくださいました。

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久保羯鼓(くぼ・かっこ)略歴
昭和6年3月12日生まれ
令和元年、第72回福島県文学賞俳句部門正賞
〈死ぬまでを遊べあそべと夕雲雀〉
平成10年2月 現代俳句協会入会
FTVカルチャーセンター講師、「馬醉木」「鯱」「藍生」「福島・自由人」などを経て、現在「小熊座」同人

久保鞨鼓 十句  
息吸つて吐いて雲浮く春隣
死者たちの夢か椿の花赤し
蝙蝠の乱舞はろかな父の声
琉金がはつたと原子炉を睨む
身の内に雷走るとき言葉生る
和紙ほどの秋思吾が身を包みけり
曼珠沙華花の先まで意地とほす
鮟鱇の涙の雫見てしまふ
ゴンドラの積荷は寒き修理器具
地球儀を廻しをり愛は冬芽ほど
(広報部 津髙里永子 選)


収録日:2025年5月24日 場所:福島県杉妻会館
インタビュアー:広報部 津髙里永子
編集 加那屋こあ
企画・制作 現代俳句協会 広報部