【俳号】柳生正名(やぎゅう・まさな)
【所属結社】「海原」・「棒」 
【俳歴】
平成初頭、大木あまりの指導で句作を開始。その薦めで「海程」に入会、金子兜太に師事。
2001年同人。同年、現代俳句協会に加盟。
11~12年現俳協評論賞選考委員。
17年~俳句甲子園・東京予選選考委員。
18年「海程」終巻に伴い、「海原」創刊同人・実務運営委員長。
同年同人誌「棒」創刊同人。
【受賞歴】
2001年 海程新人賞
2005年 現代俳句協会評論賞
2007年 海程賞
2015年 句集「風媒」現代俳句協会賞候補作
【句集・著書・雑誌寄稿など】
句集『風媒』(2014年)
WEP俳句通信「兜太再見」連載中(2018年4月~)
「現代の俳人101」(2004年、新書館)共著
慶應義塾大学日吉紀要 ドイツ語学・文学第58号「目の陰から見ること : 日本語の多言語性をめぐって 多和田葉子小論」(2019年3月)
■静岡芸術劇場WEB『マネキンに恋して―ショールーム・ダミーズ―」』&『Jerk』(ジゼル・ヴィエンヌ演出) 
「距離感」めぐる奇跡的体験 劇評(2014年12月)
WEP俳句年鑑 2020年版=19年回顧
【講師歴】
よみうりカルチャー浦和 月例俳句講座講師(2019年10月~)参加者の作品の講評と添削による創作指導
慶応義塾大学教養技術センター 第2回「庄内セミナー」講師 2010年8~9月=「芭蕉が見た『庄内の生命(いのち)』」のテーマに基づき、「奥のほそ道」の基本構造と庄内の位置づけについて
【講演など】 
「海原」主催 金子兜太遺句集「百年」刊行記念シンポジウム(2019年9月)
藤原書店主催 雑誌「TOTA」兜太と未来俳句のための研究フォーラム(2018年11月)
明治大学 寄付講座講師(2014年12月)=「新聞書評という仕事」
慶応義塾大学第4回「福澤諭吉記念文明塾」講師(2010年11月)=「俳句的身体をめぐって」
【得意分野】
選者○ 講師○ 講演○
執筆(俳句○ 評論○ 随筆○)「すべて対応可。」
「金子兜太に師事し、現代俳句を中心テーマに実作・評論両面で取り組んでいます。一方で、評論賞受賞作のテーマは客観写生と前衛的な実存表現をそれぞれ体現する「高野素十と永田耕衣の通底性」。俳句という枠組の中に伝統と現代性の両面を包み込む多様性を見出す姿勢を大事にしています。」