
・昭和43年(1968)6月22日、静岡県生まれ。
・平成20年(2008)母の影響により俳句を始める。
その後、ネット句会、神奈川県現代俳句協会のブロック句会、
現代俳句協会の火曜教室(講師:対馬康子)等で俳句の経験を積む。
・平成28年(2016)「青山俳句工場05」(代表:宮崎斗士)に参加。
・平成29年(2017)「奎」(代表:小池康生)入会
・現代俳句協会会員、神奈川県現代俳句協会幹事(横浜ブロック ブロック長)
「からだ」 なつ はづき
はつなつや肺は小さな森であり
五月来る鉛筆すべて尖らせて
夏あざみ父を許すという課題
森はふとひかがみ濡らし楸邨忌
右手から獣の匂い夏の闇
地に刺さる喪服の群れよ油照り
日傘閉じここに暮らしがあった海
ふと触れる肘ひんやりと原爆忌
身体から風が離れて秋の蝶
夕花野ことば何処へも飛び立てず
宝石箱に小さき鏡野分来る
母の背が饒舌になり鰯雲
チンアナゴみな西を向く神無月
まどろみの隙間ふくろう息継ぎす
次々とひとりのかたち綾取りは
バイオリンソロは佳境に冬木立
日向ぼこ世界を愛せない鳩と
我儘はひとことで足る冬かもめ
沈黙の明るく置かれ晩白柚
端っこの捲れる笑顔シクラメン
雨水とは光を待っている睫毛
ミモザ揺れ結末思い出せぬ恋
クッキーの微かな湿り鳥雲に
リストカットにて朧夜のあらわれる
花疲れ鳴りっぱなしのファの鍵盤
初鰹祖母が最後に笑った日
昨日から革命中のなめくじり
薔薇百本棄てて抱かれたい身体
蟻地獄母を見上げている少年
まなうらに白夜の記憶頰打たれ
◇主催:現代俳句協会 共催:荒川区
◇日時:2022年9月24日(土) 13時30分~16時45分(受付は13時より)
◇会場:ゆいの森あらかわ「ゆいの森ホール」
◇講師・講演内容:
①「知られざる十九世紀俳句史 桜井梅室の系譜」
秋尾 敏氏(「軸」主宰)
②「『渾沌の恋人(ラマン) 北斎の波、芭蕉の興』より、名句そぞろ歩き」
恩田侑布子氏(「樸(あらき)」代表)
■応募要領
◇応募句数:雑詠50句。題名付。未発表の作品に限る(他への二重投句は不可)。
◇応募方法:応募専用アドレス(9月下旬発表)へWord添付にて送信してください。
送信の際、件名に「第40回兜太現代俳句新人賞」と明記してください。
※昨年度より、郵送での受付をしておりません。
◇応募期間:令和4年10月1日~11月30日必着
締め切り日が大幅に変わりました。ご注意ください。
◇応募資格:年齢満50歳未満(締切日を基準とする)
ただし本年限りの特例として、
令和4年11月30日までに満50歳の誕生日を迎える者は応募可とする。
現代俳句協会員でなくても応募可。