この夏、全国の高校生へ向け、俳句甲子園実行委員会協力のもと、現代俳句協会主催(青年部運営)の俳句大会を実施します。当日に兼題が発表され即吟で投句する、一日限りの選手権。すべての行程はオンラインで実施します。

【開催日程】
参加申込締め切り :7月17日(金)正午
実施日      :8月 9日(日)9:00~17:00

【選手権参加資格】
令和2年度在学中の高校生で、保護者の同意および学校の出場許可を得て大会に当日参加可能であること。参加資格のカテゴリーは、以下のふたつ。

1.第23回俳句甲子園(地方大会)にエントリーした登録選手:
本大会への参加申込時点で出場決定(予備審査なし)

2.上記登録選手以外の生徒:
第23回俳句甲子園にエントリーしていない高校からも参加可。
但し、30人までの出場枠を設ける(予備審査あり)

スマホやパソコンから在宅で参加する、新時代の俳句のかたち。
参加費は無料です。当日の参加方法は、

・メールを受け取る
・YouTubeを見る
・投句フォームから送信する

の3つだけ。詳しくは、以下の開催要項・募集要項をご覧ください。

【予備審査について】
・第23回俳句甲子園にエントリーした学校に在籍しているが、登録選手ではない生徒
・第23回俳句甲子園にエントリーしていない学校の生徒

には予備審査があります。参加申込時に、予備審査用に1句作って投句してください。
その投句をもとに協会で審査を行い、そのうち30名が当日出場権を獲得します。

予備審査用の俳句の兼題は、6月25日(火)に発表された第23回俳句甲子園全国大会の次の4つの兼題です。

冷奴(ひややつこ/夏・人事)
蚯蚓(みみず/夏・動物)
緑蔭(りよくいん/夏・植物)
朝(漢字一字の詠みこみ・季語は自由)

上記の中からどれでも好きな兼題を1つ選び、詠みこんでください。
投句は参加申込フォームから行います。フォームの2ページ目に投句欄がありますので、参加申込と同時に投句を済ませてください。

【開催趣旨】
今年度の第23回「俳句甲子園 全国高校生俳句選手権大会」(以下、俳句甲子園と称す)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、地方大会・全国大会共に投句審査のみの開催となることが発表されました(6月3日)。これにより、高校生は本来俳句に熱中する筈であった7~8月が空白期間となります。
一方、現代俳句協会青年部では、既に新型コロナウイルスの感染拡大に伴って促進されたオンライン化に積極的に取組み、WEB会議ツールなどを用いて句会や勉強会、句会ライブなどを企画実行して参りました。こうした経験を次代を担う若い世代に還元し、今年度の俳句甲子園参加者、特に高校3年生に、言葉に胸高鳴る夏のひと日の臨場感を味わってもらいたいと考え、本イベントを企画いたしました。
当協会青年部にも多数在籍する俳句甲子園のOB・OG有志の提案にもとづき、俳句甲子園実行委員会の協力を得て、本大会を開催します。

・開催要項(添付ファイル

13:30 オンライン中継開始 午後の部出場選手(10名)発表 準決勝 兼題 D 発表(1句即吟)
14:10 投句締切
14:30~15:00 準決勝
15:00~ 準決勝終了次第、通過者(5名)による決勝の兼題 E 発表
15:40 決勝1句即吟 投句締切
16:00~16:30 決勝戦
16:30~17:00 表彰式・閉会式

・募集要項(添付ファイル

【参加申込フォーム】
https://forms.gle/czRExZLmqiLAm9zs8

【審査員】5名
田中亜美(「海原」同人)
堀田季何(現代俳句協会IT部長・「楽園」主宰)
阪西敦子(「ホトトギス」同人、「円虹」所属)
髙柳克弘(「鷹」編集長)
神野紗希(現代俳句協会青年部長)

【オブザーバー(当日の兼題発表を行う)】3名
中村和弘(現代俳句協会会長・「陸」主宰)
高野ムツオ(現代俳句協会副会長・「小熊座」主宰)
夏井いつき(俳句集団「いつき組」組長)

【問い合わせ先】大会専用E-mail 819future@gmail.com 
【協力】俳句甲子園(公式HP