この賞は、個性的ですぐれた資質の新人を世に送り出すことを目的としています。
令和元年から金子兜太(かねことうた)の名を冠し「兜太現代俳句新人賞」と名称変更し、協会外からの特別選考委員も加わることになりました。
年齢以外の応募条件はありませんので、多くの方の意欲あるフレッシュな作品をお待ちしております。

◆応募要領

◇句数
雑詠50句。題名付。但し、未発表の作品に限る(他への二重投句は不可)

◇応募方法
prize@gendaihaiku.gr.jpへWord添付にて送信してください
送信の際、件名に「第43回兜太現代俳句新人賞」と明記してください
※郵送での受付はしておりません
※WordのA4判横使いに、明朝系フォントで、縦書(罫線不要)。題名と50句をA4判2枚に収めてください
※題名及び50句の後、3枚目の用紙に、題名(もう一度)、本名(ふりがな)、俳号(ふりがな)、年齢・生年月日、メールアドレス、住所、電話番号、俳歴をご記入ください

◇応募料
整理費として2,000円
①下記のリンクよりPayPal(ペイパル)にてお支払いください
https://gendaihaiku.gr.jp/item/5014/
②ゆうちょ銀行
 加入者名:一般社団法人現代俳句協会
 振替口座:00160-6-52603
 ※通信欄に新人賞整理費と記入
③従来通り、定額小為替、現金書留でも可

◇応募資格
年齢50歳未満(締切日を基準)とする
現代俳句協会員でなくても応募可

◇応募期間
2025年10月1日(水)
~11月30日(日)必着

◆発表および顕彰

発 表 当協会の会員誌『現代俳句』に受賞作品を発表
顕 彰 賞状、および現代俳句協会からの句集出版の助成(30万円相当、期限有)
◇表彰式 後日発表
◇現代俳句協会の非会員は、受賞後、現代俳句協会の会員になっていただきます(入会金無料・会費1年間無料)

◆選考方法

◇原則として、全応募作品を対象に選考を行う
 但し、応募数が想定を超える多数となった場合は予選を実施することがある
◇選考は、作品のみを選考委員に送付し、一次選考した後、特別選考委員を加えて選考委員会の場で審議・決定する
 (住所氏名等を記入したデータは顕彰部および事務局にて保管する)

◆選考委員から一言

◇特別選考委員(五十音順・敬称略)

👤特別選考委員|小林恭二

選考委員というのは試すより、試される存在だと思っています。
今年もより厳しくわたしを試してくれる作品が応募されることを望んでおります。

👤特別選考委員|穂村弘

世界の秘密に触れるような言葉の塊に出会えますように。
楽しみにしています。


◇選考委員(五十音順・敬称略)

👤選考委員|杉浦圭祐

自分にしか作れない俳句を送ってください。
真摯に向き合います。

👤選考委員|瀬間陽子

自分だけの言葉なんて、存在しません。
どこにでもある言葉で、だからこそ自由に、あなたの俳句を届けてください。
伸びやかに、できれば楽しんで。

👤選考委員|董振華(とうしんか)

良い俳句に出会うといつも心が浄化される思いがします。
作者独自の気づき及び深い思いのこもる表現のもたらす感動に心をこめて作者と共感したいです。
一句一句が世の中を照らす灯りになることを願っています。

👤選考委員|仲寒蟬(なかかんせん)

どうせなら100年後200年後にまで残るものを作りましょう。
そのお手伝いができれば幸いだと思っています。

👤選考委員|成田一子

俳句に限らず芸術の場ではいつも、新しい才能を求めながら、自分の文脈にないものをひそかに拒んではいないだろうか。
応募作品50句、そのまま丸ごと受け止めたい。
大いなる裏切りに、出会いたい。

👤選考委員|堀田季何

わたしは俳諧自由を信じています。
可能無限も信じています。
あなたは信じていますか。

※選考委員会は公開を予定(詳細は後日発表します)