🏆【第81回現代俳句協会賞】鈴木牛後氏・対馬康子氏に決定!|2026/06/23

当協会は令和8年6月20日(土)協会事務所に於いて、第81回現代俳句協会賞の選考委員会を開催し、以下のとおり2名に決定しましたので本日発表いたします。
本賞は、令和7年中に刊行された協会会員の句集の中から、第一次選考(26編)および最終選考(13編)を経て、決定されたものです。
◎第81回現代俳句協会賞
👤鈴木牛後(すずき ぎゅうご)
句集『鄙の色』(書肆アルス)
👤対馬康子(つしま やすこ)
句集『百人』(ふらんす堂)
受賞者プロフィール
◇鈴木牛後(すずき ぎゅうご)
北海道生まれ 64歳
◇文芸歴・俳句歴
2009年 iモード俳壇「俳句の缶づめ」(夏井いつき選)に投句を始める
2011年 「藍生」入会
2012年 第1回大人のための句集を作ろうコンテスト(現・百年俳句賞)最優秀賞
2016年 「雪華」入会
2018年 第64回角川俳句賞受賞
2019年 第3句集『にれかめる』にて、第36回北海道新聞俳句賞受賞
2023年 「藍生」終刊
2024年 俳句同人誌「アジール」に参加
現在、「雪華」「アジール」同人、埼玉県現代俳句協会事務局長、現代俳句協会評議員
〇句集
『根雪と記す』(新装版)(マルコボ.コム)2014年
『暖色』(マルコボ.コム)2014年
『にれかめる』(角川書店)2019年
『鄙の色』(書肆アルス)2025年
◇『鄙の色』より自選5句
雪が降る空が剝がれてくる眠る
春来る尾の有るものに無いものに
白樺の樹皮のしらりと春雪光
黒牛に黒い反芻熱波来る
雪の夜の牛の眼の底知れず
◇対馬康子(つしま やすこ)
香川県生まれ 72歳
◇文芸歴・俳句歴
1973年 中島斌雄「麦」入会 同時に東大ホトトギス会にて山口青邨の選を受ける
1984年 在米時の作品により麦作家賞受賞
1990年 有馬朗人主宰「天為」創刊に参画。2001年より2013 年まで「天為」編集長
1994年 バンコクにて朝日新聞国際衛星版「アジア俳壇」創設 2003年まで選者
2015年 永年の国内外俳句功績により文部科学大臣表彰
2015年 荒川区「俳句のまち宣言」起草など区の文化振興により荒川区特別功労者表彰
2017年 荒川区立中央図書館「ゆいの森あらかわ」に現代俳句協会70周年事業として〈現代俳句センター〉創設に尽力
2018年 「天為」最高顧問・「麦」会長に就任
2018年 現代俳句協会副会長に就任
2018年 第10回桂信子賞受賞
2020年度 Eテレ「NHK俳句」選者
2023年9月より 産経新聞俳壇選者
現在、「麦」会長・「天為」最高顧問
現代俳句協会副会長、荒川区芸術文化振興財団理事長、荒川区国際交流協会理事長、
国際俳句協会理事、日本文藝家協会会員
〇句集
『愛国』(牧羊社)1986年
『純情』(本阿弥書店)1993年
『セレクション俳人-対馬康子集』(邑書林)2003年
『天之(てんし)』(富士見書房)2007年
『竟鳴』(角川書店)2014年
『百人』(ふらんす堂)2025年
〇書籍
共編著に『新撰21』(邑書林)2009年・『超新撰21』(同)2011年
『現代俳句の鑑賞事典』(東京堂出版)2010年など
◇『百人』より自選5句
百人に死は百通り薔薇の香水
永遠のあとの空っぽへと雪が
妻でなく母でなく午後のアネモネ
群衆の孵化の始まる蟬しぐれ
補陀落へ否定の蝶を連れて行く
選考委員・表彰式
〇選考委員氏名(五十音順)
井口時男 清水伶 永瀬十悟 林桂 堀田季何
〇表彰式
第63回現代俳句全国大会席上
令和8年11月29日(日) 午後1時~
愛知県名古屋市「名古屋コンベンションホール」