2020年3月より、郵送等による通信句会で行っています。
講師
前田 弘(現代俳句協会幹事長)
 
場所
現代俳句協会事務所
 
開催予定
毎月第2土曜日(PM1:00~4:00)。

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。
現代俳句協会員以外の方も参加できますが、協会会議室で開催されるようになるまでお待ちください。

十二月第二土曜俳句会

雑炊を吹くと山頭火に会える   北迫 正男
梟の正面いつも空いている    杉本青三郎
蕪を煮る真っ正直に透き通る   高田  毅
言いかけて冬ざくらより遠くなる 吉田 典子
反論はしない葱の香を微塵切り  森須  蘭
裸木に信じてもよい空がある   門野ミキ子
マスクして目元少女のままであり 林 ひとみ
ワクチンの過信と不信たまご酒  川崎 果連
枇杷の花信用金庫支店閉ず    田口  武
指なしの手袋疎遠のあね妹    吉田香津代
信濃より来年来いと冬りんご   劔物 劔二
墓苑一つふところに抱き山眠る  廣田 洋一
孤食なるアクリル板に聖樹の灯  町野 敦子
通行人のように時雨が過ぎる   松元 峯子
ピラカンサ残されているうぬぼれ 前田 光枝
冬の旅少し不便が丁度良い    金子  嵩
信濃路に父母がふたりで着ぶくれる 玉井  豊
白長須鯨海に心音通はせり    西本 明未
この俺の明日を信じる寒昴    福原  暁
信仰心無くて立ち寄る秋の寺   宮腰 秀子
空見てて師走のバスに通過さる  木野 文子
信長も歩いたはずの落葉道    飛永百合子
心貧しき者へ警告!冬菜畑    桐山 芽ぐ 
冬空貫通はやぶさ2の砂     小湊こぎく
朝マック二階席の小春かな    松原 小蕾
褞袍着て輪ゴムの穴を通りゃんせ 前田 弘