『渡邊白泉の100句を読む―俳句と生涯』川名 大

gh-b-24

『渡邊白泉の100句を読む』川名 大  (gh-b-24)

販売価格(税込)
¥1,600
在庫状態 : 在庫有り

戦争が廊下の奥に立ってゐた 渡邊白泉
…一般的に「戦争が廊下の奥に立つてゐた」と表記されるが、自筆(影印本)の『白泉句集』では「戦争が廊下の奥に立ってゐた」と表記されている。…(あとがき)

多彩な表現様式への挑戦
白泉の人生の全貌と、傑作の斬新な読み解き

「労働」は新しい「季語」である。「戦争」も新しい「季語」の一項目に相違ない。/銃後の作家諸君、萎縮するべからず。銃後の作家には想像の世界があり、自由奔放の構想を肆(ほしいまま)にし得るの長がある。/朗々誦し得る美しいリズムと、詩にまで醇化された内容がなければ、俳句の名には値ひしない。(渡邊白泉)

白泉の俳句と生涯を端的に言えば、人間存在の根底に触れるような深い孤独感と憂愁感を伏流させながら、新しい多様な表現様式や文体を次々に創り出していった多面体だった、と言えよう。(本文より)

【著者紹介】

川名 大(かわな・はじめ)
昭和14年(1939)千葉県南房総市生まれ。早稲田大学第一文学部を経て、慶應義塾大学・東京大学両大学院修士課程にて近代俳句を専攻。三好行雄、髙柳重信に師事。近代俳句の軌跡を俳句表現史の視点から構築。
著書に『昭和俳句の展開』『新興俳句表現史論攷』(共に桜楓社)、『昭和俳句新詩精神の水脈』(有精堂出版)、『現代俳句上・下』(ちくま学芸文庫)、『モダン都市と現代俳句』『俳句は文学でありたい』(共に沖積舍)、『挑発する俳句 癒す俳句』(筑摩書房)、『俳句に新風が吹くとき』(文學の森)、『昭和俳句の検証』(笠間書院)、『戦争と俳句』(創風社出版)などがある。

発行所=飯塚書店
定価=本体1,600円+税
4/6判 240ページ

【販売価格】1,600(税・送料込み)本体1,600円+税160円+送料180円=1,940円のところ。

数量