『戦争と俳句』川名 大『富澤赤黄男戦中俳句日記』・「支那事変六千句」を読み解く

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『戦争と俳句』川名 大  (gh-b-16)

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落日をゆく落日をゆく真赤(あか)い中隊 富澤赤黄男
は、なぜ句集『天の狼』から漏れたのか。

捕虜を斬るキラリキラリと水光る 富澤赤黄男
敵の屍まだ痙攣す霧濃かり 熊谷茂茅
なぜ、かくも冷徹な句が詠めたのか。

大盥(オスタップ)・ベンデル・三鬼・地獄(ヘル)・横団 渡辺白泉
あなたは、この句を読み解けますか。

Ⅰ 『富澤赤黄男戦中俳句日記』を読み解く
Ⅱ 『富澤赤黄男戦中俳句日記』翻刻
Ⅲ 「支那事変六千句」八十年目の真実―皇軍へのバイアスと情報操作―

富澤赤黄男俳句研究史の最先端を切り開く新資料『戦中俳句日記』の翻刻と読み解き。時局に同調した「支那事変六千句」の皇軍へのバイアスと情報操作の剔出。
戦争と俳句にかかわるテクストを犀利に読み解いた画期的な一冊。

【著者紹介】

川名 大(かわな・はじめ)
昭和14年(1939)千葉県南房総市生まれ。早稲田大学第一文学部を経て、慶應義塾大学・東京大学両大学院修士課程にて近代俳句を専攻。三好行雄、髙柳重信に師事。近代俳句の軌跡を俳句表現史の視点から構築。
著書に『昭和俳句の展開』『新興俳句表現史論攷』(共に桜楓社)、『昭和俳句新詩精神の水脈』(有精堂出版)、『現代俳句上・下』(ちくま学芸文庫)、『モダン都市と現代俳句』『俳句は文学でありたい』(共に沖積舍)、『挑発する俳句 癒す俳句』(筑摩書房)、『俳句に新風が吹くとき』(文學の森)、『昭和俳句の検証』(笠間書院)などがある。
現代俳句協会理事。

発行所=創風社出版
定価=本体2,500円+税
A5判  208ページ 並製

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