講師 松井国央(山河俳句会代表顧問)

開催予定
 毎月第2木曜日 PM1:00~4:00(12:30までに投句)
 場所:協会会議室
 参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。
 当協会員以外の方も参加できますが、対面句会になるまでお待ちください。
 2022年1月の通信句会はお休みです。

木曜教室句会報(通信句会)    2021.12.12

道草の子に凩のつきまとふ       久下 晴美 

樹の声が聞こえたような初時雨     利光知惠子 

天に鷹介護つづける一歩一歩      早坂 澄子 

冬晴や雑踏にいて聞く力        菱沼多美子 

はんなりと断る誘い白山茶花      若林つる子 

発光する深海の森クリスマス      徳山 優子 

冬耕や人は充分水を飲み        栗原かつ代 

ポインセチアこれ以上赤くなれない   福島 芳子 

着ぶくれて最後に泣いた日を忘れ    土屋 秀夫 

再会のマスクはみ出す笑ひ声      関根 瑶華 

生きるとは好きと嫌いで着ぶくれる   磯部 薫子 

虎落笛広口びんの蓋がない       穴原 達治 

二の酉のお面の機嫌買われたる     宮崎 敦子 

釣瓶落とし猫の時計は狂わない     小髙 沙羅 

花八つ手破れかぶれの寂聴尼      平佐 和子 

悴むや一揆は未遂のまま終り      鈴木 砂紅 

鰯雲天地無用の荷が届く        松井 国央

木曜教室句会報(通信句会)    2021.11.12

一日を喋ることなく海鼠に酢      土屋 秀夫 

大刈田二拍一礼したくなる       鈴木 砂紅 

冬隣り立心偏が傾いた         穴原 達治 

木の実落つ監視カメラは作動中     関根 瑶華 

秋光が紅茶にとける松本楼       磯部 薫子  

木犀の風に卍のあるそぞろ       宮崎 敦子 

人前で肌着ぬぐ如マスクとる      徳山 優子 

手紙書く金木犀が二度も咲き      小髙 沙羅 

もみずるは痛み華やぐほかはなく    早坂 澄子 

蓮の実の飛ぶや急急如律令       久下 晴美 

三輪車追いかけてくる秋の暮      菱沼多美子 

花伝書や夜を深くすつづれさせ     若林つる子 

新蕎麦の出る頃あの店あの窓辺     利光知惠子 

蜘蛛の囲を逃げる蜻蛉のせめぎあい   福島 芳子 

新蕎麦や新大臣のポリボックス     栗原かつ代 

すき焼きの白滝とはわたしです     平佐 和子 

沖に身を置き十月へ着岸す       松井 国央