2020年3月より、郵送等による通信句会で行っています。
講師
前田 弘(現代俳句協会幹事長)
 
場所
現代俳句協会事務所
 
開催予定
毎月第2土曜日(PM1:00~4:00)。

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。
現代俳句協会員以外の方も参加できますが、協会会議室で開催されるようになるまでお待ちください。

土曜教室(七月通信)

夏霧や山頂までは道半ば      松元 峯子

いつの間に一歩が半歩になって夏  宮腰 秀子

分数に振り回された夏だった    森須  蘭

向日葵や半分眠っている殺意    吉田香津代

梅雨夕焼ハザードマップの巻き癖  吉田 典子

かき氷くずす昔の片思い      金子  嵩

家族にはなれない二人水中花    川崎 果連

七夕や改札口は一つだけ      門野ミキ子

山門をくぐれば解脱滴れり     木野 文子

分厚い詩集七月のペパーミント   桐山 芽ぐ

白地着て遺書の下書きチラシ裏   劔物 劔二

旧姓の記憶の人と水団扇      小湊こぎく

水無月の水が木に入る夜の音    杉本青三郎

正論に蒸し暑さ増す町内会     髙田  毅

二合半に深く酔いたり蚊遣豚    田口  武

半券はずっともってる蟇蛙     玉井  豊

いちまいの緑陰を分け合っている  飛永百合子

たましいの半分は水夕蛍      西本 明未

梅雨半ばけふの枕の高さかな    林 ひとみ

田の風のやさしく抜ける半夏生   廣田 洋一

旅半ば夕日を浴びる雲の峰     福原  暁

梅雨晴間切株からのメッセージ   前田 光枝

君の靴履いてわかった青ぶどう   町野 敦子

天も地も水に倦みたり半夏生    松原 小蕾

雲の峰崩れ九回二死満塁      前田  弘