2020年9月から通信句会で再開しました。
開催予定
毎月第3火曜日 PM1:00~4:00(12:30までに投句)
講師 対馬康子

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。
現代俳句協会員以外の方も参加できますが、協会会議室で開催されるようになるまでお待ちください。

現代俳句協会 火曜教室 通信句会2021年2月 講師 対馬康子

日の差して氷柱の中の空の青    中野博夫

春一番顔彩の紅水に溶き      森銅昭夫

マンモスの頭蓋氷りて掘り出され  赤崎ゆういち

親密な春光に解くわが擬態     飛鳥遊子

ひとりずつ冬の噴水みておりぬ   新井博子

竹林の奥に雉啼くマスクして    有坂花野

能登荒磯巌を打つや波の花    五十嵐秀山

寒紅梅枝の先まで花をつけ     猪越玲子

春を待つように手ばなすわたしの鳥 大西菜生

春の雪ラヂオのノイズ鳴りやまぬ  片山 蓉

如月や素振りのバット刃物めく   幸村睦子

引鶴の水暮れ残る古墳群     越川ミトミ

春寒の銀の面置く石の卓      鋤柄杉太

セーターの穴に落ちこみパタゴニア 武内杉菜

ゴシックのような恋です花粉症   田中朋子

公達の抜けだす写本朧の夜     徳山優子

冴返る真闇もっとも美しく     対馬康子