会長 関戸美智子
事務局長 関戸美智子(事務局長兼任)
事務局
郵便番号 921-8162
所在地 金沢市三馬1-19
TEL 076-242-9027

 

【 地区の紹介 】

現代俳句協会の石川県における地区組織です。
入会をご希望のかたは事務局にお問合せください。

【 行事 】 (2021年9月27日追加更新)

◇石川県夏季吟行会

日 時  令和3年7月10日

吟行地  近江町市場※金沢市民の台所としてもうすぐ300年の小売市場

句会場  石川県女性センター 参加12名

  夏鰈地底剝したごと並ぶ          大沢 輝一

  戻り梅雨極彩色の果物屋          亀田 蒼石

  左手に魚右手に夏野菜           澤田こげら

  真向いの市場ざわめく麻のれん       舘 百合子

  露地野菜かごにとりどり麦藁帽       棚野 智栄

  クレーンの音や市場の中に夏        伊達 文葉

  へしこ漬薄切りという涼しさよ       平林 啓子

  市場にて双子に出合う桜の実        藤井智穂子

  叩き売る声の飛び交ふ梅雨市場       松本詩葉子

  風通る魚市手早に鱚捌く          村田  巴

  鰻屋の灯り市場に目が慣れて        森岡 一子

  市場育ちは人なつこくて夏つばめ      関戸美智子

 

◇石川県 定期総会・俳句会
令和3年3月7日㈰ 石川県女性センター
参加者15名。今回も安全を期して検温・全員マスク着用しての定期総会を開催。会場は机の間隔を十分にあけ、懇話会も行う。

  総会後の句会より
鉛筆の文字やわらかく春の虹   舘百合子
氷柱つらつらはつらつと赤子泣き 梅木俊平
一度だけの父の拳骨卒業す    亀田蒼石
ハモニカに昭和ただよひ暮遅し  島田星花
嬰クンのお尻丸見え花の茣蓙   大沢輝一
お風呂屋の煙を倒す春疾風    松本詩葉子
手の届く幸など要らぬ猫柳    村木ノブヒロ
濤が波呑んで巌撃つ寒さかな   笹次和子
口緩む大地も弾む春の風     棚野智栄
働ける多様化カフェの雛飾り   森岡一子
寒の川染屋の幟りの鯉泳ぐ    村田 巴
この里に住みしさだめと雪をかく 薮野忠行
寒梅や口角指で引き上げる    伊達文葉
初めての男子誕生春兆す     藤井智穂子
川べりが青ざめている冬木の芽  関戸美智子

◇石川県現代俳句協会 秋季吟行会

日時/令和2年11月14日(土)
吟行地/長土塀・武家屋敷跡・芸術村
句会場/石川女性センタ―・参加12名
安全を期して、句会場においても、机の間隔をあけ、検温・全員マスク着用しての句会。

赤煉瓦に噛みついている冬蜻蛉     大沢 輝一
晩秋や蟻ども消えし土塀かな      茂野  勝
とどまれば木の葉しぐれの只中に    笹次 和子
紙巻いてぱちんと輪ゴム雪催      島田 星花
バイオリン手に男が消える冬館     舘 百合子
神の留守今日補助輪を外します     平林 啓子
グランドに大樹一本神の留守      松本詩葉子
冬服のレトロ武家屋敷のモダン     村木ノブヒロ
家一つ潰して更地秋陽の燦       村田  巴
冬晴るる籠よりえらぶ藍絵皿      森岡 一子
短日やみんな一人の喫茶店       薮野 忠行
くりかえす手仕事きれい落葉籠     関戸美智子

◇石川県秋季吟行会  

日時 令和元年10月20日(日)
場所 石川県山中温泉(鶴仙渓遊歩道・こおろぎ橋など)
句会場 芭蕉の舘  参加者13名
作品抄
爽籟は芭蕉の吐息山に嗚呼     村木ノブヒロ
底知れぬ淵の青さや木の実落つ   笠松 香代
鶺鴒の銀鈴をふる切り通し     笹次 和子
紅葉谷あやとり橋が点火する    松本詩葉子
水の秋こほろぎ橋の釘隠      亀田 蒼石
大文字草時たま嘘のやうに揺れ   野田悠美子
鶴仙渓秋が描いた絵画です     大沢 輝一
覗き込む我影流る秋の川      藪野 忠行
身体中湯けむりいっぱい秋高し   松井麻容子
廃家から生まれてきたるハロウィン 藤井智穂子
鼻先に唐辛子吊り渓の家      舘  百合子
今は淵次は急流紅葉谷       奥村  次郎
黄蝶一頭すとんと崖の明るくて   関戸美智子

◇令和元年度北陸地区現代俳句協会協議会

日時 令和元年9月16日
会場 石川県女性センター
出席 富山3名・福井2名・石川6名
本会は富山・石川・福井の3県の現代俳句協会が2年交代で担当する。各県の情報交換、令和元年5月北陸現代俳句大会開催の報告。質疑応答も終え有意義な一日であった。
一句会は平成5年より行っている。
人去りし刈田本気の熱を持つ    森野 稔
日本は農耕民族刈田道       高木昭夫
裂いて燃す遺品のノート石榴の実  森川敬三
見上げれば青の沁み込む気比松原  中内亮玄
衿元のボタンの孤立秋暑し     小山柴門
街角のジャズに合わせて昼の虫   松本詩葉子
秋の川いまだ手繰っている老人   大沢輝一
満月や病者の眠る足の裏      梅木俊平
生国は名山の名で答へ秋      島田星花
新涼の横隔膜をぐっと上げ     舘百合子
父ずっとぬれたままです草の花   関戸美智子

(報告:関戸美智子)