社会人のための短期集中俳句実作講座「俳句OJT」

いつ: 2019年6月6日 @ 7:00 PM – 9:00 PM

https://gendaihaiku.gr.jp/archives/news/%e7%a4%be%e4%bc%9a%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e4%bf%b3%e5%8f%a5%e5%ae%9f%e4%bd%9c%e8%ac%9b%e5%ba%a7%e3%80%8c%e4%bf%b3%e5%8f%a5ojt%e3%80%8d 社会人のための俳句実作講座「俳句OJT」 開催主旨:主に定年退職を控えて新しい世界を探されている方のための実作講座です。短期集中(10週連続)で結社句会に参加出来るレベルの作句実力をつけます。 句会指導と添削の二段型指導を行います。 指導講師:後藤 章(現代俳句協会・初心者講座講師) 参加資格:申込時65歳以下の男女(働いている方を歓迎します) 募集人員:10名程度 実施場所:現代俳句協会図書室 参加費用:2万円/1人 持ち物:歳時記・辞書(電子辞書)・句帳(普通のノートで可) 講座日程:6月6日から8月8日までが本講座・毎週木曜日午後7時から午後9時。 *5月30日に説明会、8月22日、29日は欠席者のための補講日。 *講座終了後、受講者は、結社等の句会へ講師の推薦で留学することができます。 1.メールで句会の事前投句三句と添削用の三句を送る(受講者→講師。毎週水曜日夜8時まで)。 2.添削した句をメールにて返信する(講師→受講者)。 お申込みは、下記へお願いいたします。 gendaihaiku@bc.wakwak.com (現代俳句協会事務局)

なつはづき((なつ・はづき))平成30年度第36回受賞者

いつ: 2018年8月1日 @ 12:00 AM

・昭和43年(1968)6月22日、静岡県生まれ。 ・平成20年(2008)母の影響により俳句を始める。  その後、ネット句会、神奈川県現代俳句協会のブロック句会、  現代俳句協会の火曜教室(講師:対馬康子)等で俳句の経験を積む。 ・平成28年(2016)「青山俳句工場05」(代表:宮崎斗士)に参加。 ・平成29年(2017)「奎」(代表:小池康生)入会 ・現代俳句協会会員、神奈川県現代俳句協会幹事(横浜ブロック ブロック長)        「からだ」     なつ はづき   はつなつや肺は小さな森であり 五月来る鉛筆すべて尖らせて 夏あざみ父を許すという課題 森はふとひかがみ濡らし楸邨忌 右手から獣の匂い夏の闇 地に刺さる喪服の群れよ油照り 日傘閉じここに暮らしがあった海 ふと触れる肘ひんやりと原爆忌 身体から風が離れて秋の蝶 夕花野ことば何処へも飛び立てず 宝石箱に小さき鏡野分来る 母の背が饒舌になり鰯雲 チンアナゴみな西を向く神無月 まどろみの隙間ふくろう息継ぎす 次々とひとりのかたち綾取りは バイオリンソロは佳境に冬木立 日向ぼこ世界を愛せない鳩と 我儘はひとことで足る冬かもめ 沈黙の明るく置かれ晩白柚 端っこの捲れる笑顔シクラメン[…]

恩田侑布子(おんだ・ゆうこ)第72回現代俳句協会賞受賞

いつ: 2017年6月1日 @ 12:00 AM

しろがねの露の揉みあふ三千大千世界(みちおほち) 荒星のはなれ離れの故山かな 筆筒に孔雀の羽や冬深し 冬川のゆくどこまでも天とゆく 一人とは冬晴に抱き取られたる 男来て出口を訊けり大枯野 風呂吹や時間うるむといふことを 越え来るうゐのおく山湯婆(たんぽ)抱く 南無といひそのあとはなし冬日向 冬濤のくずほるるとき抱く碧(みどり) ゆきゆきてなほ体内や雪女 破魔矢抱くわが光陰の芯なれと くろかみのうねりをひろふかるたかな 香水をしのびよる死の如くつけ 片かげを滅紫(けしむらさき)に吉野川 素戔嗚尊(すさのを)の眉吹き飛ばす瀑布かな ころがりし桃の中から東歌 酢牡蠣吸ふ天(あま)の沼鉾(ぬぼこ)のひとしづく 富士浮かせ草木虫魚初茜 百態の闇をまとひて踊るなり 落石のみな途中なり秋の富士 葛湯吹くいづこ向きても神のをり 汝が神のわが神でなき寒さかな 一族の絶えし火鉢を熾しけり 天網は鵲(かささぎ)の巣に丸めあり 長城に白シャツを上げ授乳せり 告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む 脚入るるときやはらかし茄子の馬 送火を見る乳足らひし嬰(やや)の如 三つ編みの髪の根つよし原爆忌 吊し柿こんな終りもあるかしら 缶蹴りの鬼の片足夕ざくら 好きなのは青紫蘇、名誉なき男 クメール語大夕焼を沈めたる あめつちは一枚貝よ大昼寝[…]