木葉髪あはれゲーリークーパーも 京極杞陽 評者: 宇多喜代子

 よきアメリカの良心の象徴であったゲーリークーパーを見てきた世代の一人である私には、切なくも身にしみる「木葉髪」である。「あはれ」が、あの善良なアメリカ人を演じて右に出るものはないといわれたクーパーになんとよく似合うこと。
『但馬住』所収。
 
評者: 宇多喜代子
平成20年12月11日